テラーノベル
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〘 👑視点 〙
沈黙がただ時を刻み続けていた。
🍵「……👑くんはさ、、何でここに来たの?」
👑「ぅえっと…俺が来た…、理由ですか、?」
🍵「うん。てか、敬語外して。タメでいいよ〜」(微笑
👑「ぇあっ、は_、じゃなくてうんっ、!!」
優しく微笑む彼。
細めた目からは、優しさが滲み出ていた。
👑「ぇっとですね、、ーーーー(省略)。」
※2話にあったお話※
👑「…なんかぉれ、不幸体質みたいなんです、」
👑「交通事故も、これが初めてじゃないし、ぅ虐めも…あったし、、」
🍵「………もうそれ以上言わなくていいよ、」
👑「ぅえ…、?」
🍵「………”👑ちゃん”、泣いてる。」
👑「ッ、!!」(ポロポロ
🍵「今まで、よく耐えてきたね、、偉いよ…。」*👑抱き寄せ*
👑「ッぅ、うぅ”……」(ポロポロ
気づけば頬に涙が伝っていて、今にでも零れそうだった。
それを、必死で堪えながら服の袖で拭う。
けれど、彼(🍵くん)が自分を腕の中に包み込んだ時。涙は留めなく溢れ始めた。
彼の暖かな〝温もり〟が俺の心を包み込んでくれた。
涙を拭うために動いていた腕も、いつしか力なく彼の中に包まれていた。
嗚咽が止まらなくても、彼は何も言わずに、俺の背中をゆっくりと暖かい手で何度もさすってくれた。
ーー優しく流れる木漏れ日が、微かに揺れ動いた。
👑(………今日は沢山泣きすぎて疲れたな…、)
──枯れた涙と声。
後ろに背中を預けながら、ただ白く見慣れた天井を見つめる。
ただそこには何もなく、いつも通りだった。
白い壁に白いベット。
音がない病室。
開かない扉。
ーーいつも通りでないのは、自分だけだった。
👑(………暖かい…な、)
静かな病室に反抗するのは、自分の手の平に残った彼(🍵くん)の温もりだけ。
___ふと思う。
👑(……あの温もり、、やっぱりどこかで……、)
少し不思議に思えた。
彼の温もりが、数時間経っても忘れられない。
👑(……それに、どこか懐かしい…、)
甘いようで優しくて、暖かい。
そんな〝温もり〟がいつの間にか恋しく感じるようになっていた───。
👑(…もう寝よう、、疲れすぎた…)
後ろに持たれていたのをやめ、冷たい布団の中に潜り込む。
それでも尚、温もりは確かに感じていた。
そっ、と瞼を下ろせば、自分の意識は深く沈んでいった。
〘 🌸視点 〙
学校終わり。
俺(🌸)を含む4人は今、👑の居る病室に向かっていた。
雰囲気はいつも通り明るくて騒がしい。
*ガラガラッ*
🦈「やっほーっ!!👑ちゃーん!今日も来たよ~!!」
🌸「だから🦈!ここ病室、!!」
📢「だから🌸もうるせぇーぞ〜」
🍍「そーだそーだ〜」
🌸「ぉお゙い”!?!?」
変わらない登場にいつもなら👑の「もー!ぅみんなぅるさぁい!!」っていう可愛らしい怒号がとんでくる。
けれど今日は、何もとんでこなかった。
騒がしかった声が一気になくなり、静寂がこの病室を包み込んだ。
それと同時に、不安も込み上げてきた。
“👑に何かあったんじゃないか”
慌てて病室の扉を閉め、👑の元へと向かう。
緊迫した雰囲気がその場に強く走る。
───👑に近づく度、規則正しい寝息のようなものが聞こえてきた。
🍍「……ッはぁ、、良かったぁぁ……」
🦈「もーっ!ほんまにびっくりした、、」
📢「心配かけやがって、、」
🌸「………でも良かったっ、」
寝ていた👑を見た瞬間、緊迫した雰囲気の糸がスっ、と解けたように思えた。
それと同時に、静かな病室がまた一気に騒がしくなった。
不安そうだった顔色は明るくなり、笑顔も零れ始めた。
ーーーけど俺は、見逃さなかった。
🌸(……目元が赤い……?、泣いたのか、、?)
その気づきが、幸せの合図なのか。不幸の合図なのか。
今の俺には、到底知ることは出来ないことだった───。
6話 懐かしい温もり _ 𝐟𝐢𝐧𝐢𝐬𝐡
コメント
4件
すきゃぁ…、 らんらんがすぐ泣いたことに気づくのがやっぱいい…、 すちみこいい……