テラーノベル
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「なあミナミ……これってもしかして、また“見えてる”やつじゃない……?」
「こわいこわいこわいこわい、なんで毎回そうなるの……?」
しかし今回は違った。
──“その子”は、ただ立っているだけではなかった。
夜中、鏡の前でカメラを回していたハルカは、録画データを見て背筋が凍る。
その子が、自分たちに向かって「来て」と手を振っていた。
しかも、それはライブ配信中だった。
コメント欄がざわつく。
「誰?後ろの人?」
「怖いんだけどこのチャンネルほんとにやばくない?」
「その子……前の動画にも出てなかった?」
コメント
1件
まさかの???