テラーノベル
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玄関ロビーの自動ドアが「ゴーッ」と重厚な音を立てて開くと、4人の男性がドカドカと乗り込んできた
スーツに身を包んだ彼らは、ジンの会社「WaveVibe」ウェィブバイブの大株主達で「山本、田中、佐藤、そして中村」だった
彼らは書類の束やタブレットを手に、まるで戦場に赴く軍勢のように足音を響かせ、ロビーにドカドカ入って来た、彼らの表情は一様に険しく、目は獲物を追い詰める猛獣のようだった
すかさず受付嬢の奈々が立ち上がり、アポイントがない連中に不信に思いながらも慌てて挨拶した
「お、おはようございます!すぐに社長にアポイントを取らせて頂きますので、ロビーでお待ちくださいませ」
しかし山本が鋭い視線で彼女を一瞥して低く唸った
「その必要は無い!ワシらが行くだけだ!」
そして奈々の横を騒々しくすり抜けて、ジンのいる社長室に向かうエレベーターに乗り込んで行った
奈々は慌てて両親指をスマホの画面に滑らせ、桜に緊急LINEメッセージを打ち込んだ
―大株主4人 めっちゃ怒って社長室に向かってる、急いで!―
社長室ではジンがデスクに座ってスタバのアイスラテを手にモニターを睨んでいた、画面には健康診断アプリの開発最新プロトタイプが映し出されている
来週のプレゼン、海外展開の戦略、そして新たな投資ラウンドに向けてジンの頭の中では、会社の未来が高速で回転していた
だが、ふと視線を上げると、桜が息を切らして部屋に飛び込んできた
「社長!大株主の山本さん達が、4人揃っていらしています!」
彼女はジンのアシスタントとして、いつも彼の完璧なスケジュールを支えてくれてきたが、こんな緊迫した空気は初めてだった、 ジンはラテを置いて眉をひそめて立ち上がった
「山本さん? 田中さんも? 4人全員? 何事ですか?」
その時社長室のドアが勢いよく開き、4人の株主が雪崩れ込んできた、山本が先頭に立ち、書類の束をバンッとデスクに叩きつけた
「パク社長、話がある!今すぐだ!人払いを!」
ジンは一瞬動揺したが、すぐに冷静さを取り戻して桜にチラリと目配せをした、ハッとした桜はペコリと一礼して社長室から出ていった
「どうぞ・・・お座りください、何か問題でもありましたか?」
訳がわからないがとりあえず冷静にジンは対応するように心がけ、四人を来客用のソファーに座らせて、自分も対面で座った 最初に山本が鼻を鳴らして書類を広げた
「問題? 大問題だ! 君の「経営管理ビザ」の申請が却下された!国外退去だ!「 出入国在留管理局」から正式な通知が来ているぞ!」
ハッとジンは顔を上げた、労働ビザが?次に田中が冷たく続けた
「期限内に提出しなかった書類があったそうだ、君の管理不足だ、パクさん・・・このミスは会社全体に影響する、投資家として見過ごせませんよ!」
次に大口投資家の佐藤も淡々とした冷たい口調でたたみかけた
コメント
2件
ロンコさん、コメントありがとうございます♪こちらでもよろしくお願いします♪
あちゃぁジンさ〜ん😱何やってんの〜😭