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黒&瑠:「勧誘?」
暁:「え、誰を?」
翔:「お前だ、朱空 暁・・・」
お前だと言われ、困惑してしまう、私を勧誘?助けて貰ったとは言え突然病室で勧誘されるなど思っても見なかった
暁:「なんかの宗教団体の人だった・・・?」
翔:「違う・・・お前<カルマ>と戦ってただろ」
双子:「カルマ?」
カルマと言う普段聞く事の少ない単語に素っ頓狂な声を出し顔を見合わせる
翔:「お前が戦ってたバケモンの名称だよ・・・」
暁:「ああ、あの・・・」
黒月:「あーアイツか」
翔:「で、その<カルマ>ってのを相手にお前は重症を負った、だけどそのお陰で何時もより早く楽に片付いた・・・」
黒月:「だから勧誘しにってか?」
翔:「それだけじゃない・・・霊力が馬鹿みたいに多いんだよ、そいつ・・・」
<カルマ>と言うのが学園を襲った化け物の名前なのだそうだ、そしてそれ相手に重症負っても戦えていて霊力も多いので勧誘したのだそう、
そして霊力と言うのは人間にとっての生命力だ、人間ならば生きる必要最低限霊力は持っているのだが暁はその霊力を馬鹿みたいに持っているとの事
翔:「戦えるし霊力は馬鹿みたいに多い・・・こんな優良物件ほっとくと思う
か・・・?」
黒月:「ゲームならそんな強キャラは確保しときたいわな」
翔:「だろ・・・それと同じ・・・」
翔からしたら暁の様な優良物件を逃がすまいと思っているらしいのだがその話を遮る様に黒月はこう言った
黒月:「その話、暁が入るなら俺も入れてくれよ」
翔:「正気か・・・」
瑠征:「そういう事なら僕だって!」
翔:「・・・」
俺も僕もと声を上げる
暁:「私は、入っても良いです」
翔:「じゃ、その報告・・・」
暁: 「でも、家族と話し合ってからちゃんと決めたいです」
翔:「そうか・・・なら連絡してくれ・・・」
そう言って連絡先を渡し、翔は病室を去った
ー朱空家 広間ー
翔と話した翌日に退院出来た暁はすぐに自宅へと帰宅していた
暁:「あー、二日ぶりの我が家だぁ」
黒月:「ゆーて二日だろ?」
暁:「まぁそうだけど」
黒月:「家族収集すっか」
そう言い母、父、兄、姉、弟の五人を収集した
光来:「久々の家族会議かしら?」
縁:「まぁまぁ」
賀樂:「話ってなーに?」
翠恋:「兄さんの顔久しぶりに見たわぁ」
瑠征:「昨日の事だね!」
光来が母、縁が父、賀樂が長男、翠恋が長女、そして末っ子の瑠征だ
朱空家大集合である
昨日の、勧誘された事を話しだす
暁:「落ち着いて聞いてね?実は昨日、翔って男の人に勧誘されたの」
光来:「勧誘って、何の?」
黒月:「<カルマ>を倒す?とか何とか言ってたな」
すると父である縁が机を強く叩くと同時、立ち上がった
縁:「まさかとは思うけどもう承諾した訳じゃないだろうね?」
暁:「か、家族と話合わせて下さいって保留に・・・:( ;˙꒳˙;):」
ーTo Be Continuedー