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100話記念も兼ねましてこれまでの人物を登場順に紹介していきます。
・老日《ろうび》 勇《いさみ》
十七歳の頃に異世界に召喚され、五年の年月を勇者として過ごした。得意なものは剣術をメインにした近接戦闘術。
魔術に関しても苦手ではないが、想像力に欠けるので固有魔術を作り出すのは得意ではなく、基本的には他人に教えてもらった魔術を自分用に調整して使っている。
また、異世界においては戦闘術式をほぼ常に起動していた。というか、そもそも通常状態の戦闘術式は常に使用し続ける用のもの。
戦闘術式は固有魔術に見えるが、実際は一つの魔術ではなく無数の魔術と身体に刻まれた刻印を一斉に起動し、それらによって何らかの悪影響が出ないように調整し続けるシステムのようなもの。
名前の由来はそのまま勇者で、漢字をノリで分けただけのもの。
・女神
異世界の女神。唯一神とかではなく、多くの神の中の一柱。ただ、既に殆どの神が邪神によって斃されるか力を失っていたので、実質的に最高神のような状態になっていた。
邪神が死んだことで喜びの舞いを踊りつつ、偶に元の世界に帰った老日の様子を見守っている。
・犀川《さいかわ》 翠果《すいか》
緑髪緑目の美少女で、東京特殊技能育成高等学校に通う天才女子高生。魔術の知識と科学の知識を併せ持ち、今まで幾つもの研究品を作り上げ、日本に貢献してきた。
戦闘能力に関してはあまり高くないが、自身の研究品を使って一応戦える。
顔が可愛い天才ということで、学内にファンも多い。が、当の本人は全く色恋沙汰には興味がない根っからの研究者なので、誰一人その想いが届くことが無いだろう。
・白雪《しらゆき》 天慧《てんけい》
白い長髪に青い目の美少女。ビジュアルはとても良いが、とある理由から頭は残念。良くも悪くも純粋で、子供のような性格。
複数の魔眼の能力を持ち、魔術に関しては少し詳しい。色々あって今は警察のお世話になっている。
・章野《しょうの》 晃《あきら》
白雪と組まされている若い警察。正義感がかなり強く、実は異能を持っている。登場人物の中でもかなり真面目な方。
・黒岬《くろさき》 通也《つうや》
異界化に巻き込まれ、ダンジョンに呑み込まれた結果、ダンジョンコアを破壊してその力を得た。大量の魔素と闇の魔力を操る異能を得た。
結構な中二病で、イキリがち。最近はハンターになって猛スピードで等級を上げている。
・青木《あおき》 智《さとし》
老日の講習を担当した協会職員。講習のメンバーには砂取 正輝、小戸 啓政、塩浦 美咲、乙浜 天利、杖珠院 黄鋳、野島 賽が居た。
塩浦、乙浜、杖珠院の女子高生組は今も三人でハンターとして活躍している。野島も元警官という経歴から、警察と協会の橋渡しのような役割を担うことがある。
・アウナス
悪魔。別名アミー。炎を使えます。階級は総裁で、元天使とかいう設定があるらしい。
・箕浦《みのうら》
本部長さん。決断が早いのが長所だが、決めつけが強いところがある。アウナスの事件についての容疑者として老日を疑っていた。本部長であって会長ではない。
・ショウ
ソロモンと契約し、日本を混乱に陥れた人間。竜殺しへの復讐を目的に動いていたが、それはソロモンによって増幅された敵意であった。
現在は国に監禁され、色々と情報を聞き出されている。
・ノーブルオーク
オークの上位種。ひたすら老日に狩られていた被害者。
・八研《やとぎ》 御日《みか》
黒い短髪の少女。家庭環境がかなり終わっていて、両親よりも祖父に懐いている。その祖父から刀術と体術について教わった。両親から突然相続された借金の返済するべく、ボロボロの服や武器しかない中でハンターを目指す。
最初の探索でボグ・オークと戦闘し、危機に陥ったところを老日に助けられる。現在は二級を目指して頑張りつつ、借金も順調に返済できている。
・買取屋
地下にある買取屋の店主。かなりの変わり者で、面白い物が好き。実は戦闘能力も高く、前職ではバリバリ戦っていた。
・西園寺《さいおんじ》 愛《あい》
翠果ちゃん大好き人間で滅茶苦茶金持ち。多方面に繋がりがあり、中央財閥である西園寺財閥の令嬢。賢い人と可愛い人が好き。
・カーラ・エバンス
確か、日本とイギリスのハーフ。準一級の実力を持ち、宝石や美しいものに目が無い。アザミとの共闘時には状況と準備不足から最大のパフォーマンスを出せなかったが、本来はもっと強い。
宝石の力を引き出し、色々なことが出来る万能系ハンター。強いて言うなら近接戦闘は苦手。
・菊池 アザミ
警視庁公安部、特殊対策第二課。
銃砲刀剣類取扱者甲種《ウェポンマスター》という異能を使える。一度でも使ったことのある武器、その構造と性能を完璧に理解していればそれをいつでも具現化することが可能で、どんな武器でも一度握ればそれを完璧に扱うことが出来るようになる異能で、その気になれば対物ライフルをぶっ放しまくれる。
また、甲種と付いているが乙種とか丙種があるかは不明。
・悪魔、悪魔、悪魔。
グラシャラボラス、イポス、ナベリウス。アザミとカーラを相手取った三体の悪魔。ナベリウスは本気を出す際にはネビロスとなり、公爵相当の力を得られる。
・カラス
後に老日の使い魔となるショウの使い魔。気配の遮断と察知に優れており、偵察用として高性能な能力を老日に与えられた。
最近の流行りはスーパーで老日が買ってきた寿司。
・蘆屋《あしや》 干炉《かんろ》
白い短髪に赤い目の陰陽師で、男嫌いの僕っ娘。
陰陽師としては実力の高い蘆屋家だが、国直属の陰陽師集団である陰陽寮には所属していない。陰陽寮に所属していない同世代の陰陽師の中では最も高い実力を持っており、式神を作るのが好き。
式神にはその身に大量の式符を内包するシロや、怒りや恨みに応じて強さを増すイリンなどが居る。
・岩崎《いわさき》 七里《しちり》
元準一級のハンターで、現在は協会の職員。高い実力を活かし、異界の調査などを主な職務としている。
魔術などは全く使えないが、闘気の扱いが上手く、それだけで準一級に上り詰めたほどである。ハンターにも協会にも信頼されており、両者間で問題が起きた際の仲裁役になることも少なくない。
・異常個体(エイリアンみたいなやつ)
七里が対処した異常個体。あの頃には既に最低でも準一級の対処を必要とするほどの強さまで成長しており、あのまま人を吸収し続けていればいずれ一級をも超える怪物に成長していた。
が、老日と七里に全員ぶち殺された。
因みに、そこら辺の話で老日が瞬殺していたフロートアイやクリムゾンオーガはかなり強い魔物で、二体を相手取るならば最低でも二級のハンターが必要となる。
・佐渡《さど》 海梦《かいむ》
最速で一級ハンターになったらしい青髪青目のイケメン。
特異魔力である蒼魔力を使う。生命のエネルギーである闘気の性質を持つ特殊な魔力で、通常の魔力に馴染んで術を破壊する。また、通常の魔力よりも圧倒的に高い出力を持つ。
・レッドマン
通称、赤い男。科学者であり魔術士。どちらも深い知識を持ち、それを活かして自身の肉体を改造している。倫理観とかは無いイカれた狂人。
・鉞二《えつじ》
レッドマンと戦闘を繰り広げた二級のハンター。範囲内にある一度は自身の手で持ったことのある物を即座に取り寄せられる異能を持つ。
最近出てきたスリの少年とかなり能力が似ているが、こちらは範囲がかなり広いのに対してスリの異能は半径一メートル以内。代わりに、スリの異能は触れたことが無い物でも認識していれば取り寄せられる(但し、片手で持てる程度のものでなければいけない)。
・氷の巨人
身体中から白い体毛が生え、その上から青い鎧を纏った氷気と嵐を操る巨人。七里ならタイマンで勝てるかなぁ、程度の強さ。つまり、準一級相当。
この巨人と戦っていた嵯見 大和、燃野 嬌花、あとエコースピアをぶん投げていた少年は全員二級であり、更に銀の魔法少女が加勢していたにも関わらず勝利できなかったことから、準一級と二級の差はかなり大きいことが分かる。
・竜殺し
五体の公爵を相手に健闘していた一級、名前はシン。数多の異界出土品《アーティファクト》により強大な力を手にしているが、魔術とは少し相性が悪く、近接主体の戦闘がメイン。
竜殺しの英雄として宿命を背負わされており、世界を救うまで死ぬことは無い。
・五柱の公爵。
ゼパル、バティン、エリゴス、グシオン、バルバトス。全員が強力な公爵ではあるが、中でもバルバトスは図抜けて強い。どのくらい強いかと言えば、バルバトスとバルバトス以外の四対一で戦ってもいい勝負なくらいには強い。
・メイア
高貴なる吸血鬼。自身が吸血鬼でありながら人間の一人であると認識しており、同じ人間から無理やり血を吸うことは美しいことではないという思想を母のアカシアから受け継いでいる。
老日の血を吸い、強化された後は素の身体性能も合わせてかなり強力になっている。特に生存力に優れており、多少無理やりな調査も可能。
最近の流行りはモンブラン。
・ステラ
老日によって作られた機械のような使い魔。情報収集や管理に特化しており、老日の家に設置されたPCに接続し、ネットの海を彷徨っている。
使い魔の中では最も知的好奇心が強く、実は一番わがままなところがある。
最近の流行りはレスバ。
・蟻道《ぎどう》
ヤの付く職業の人。親から地位を受け継ぎ、腕っぷしには自信があったのだが、姿を変えた現代社会に敗北した。
配下であるネズミはコンプレックスの塊であり、魔術に馴染みの無い蟻道の組織の中で優秀な魔術士として優越感を味わっていた。が、死んだ。
・社長
ソロモンに与えられた思考誘導の力で好き放題していた人。今は強制改心マジックによって慈善事業に精を出している。
・服部半蔵正忠《はっとりはんぞうまさただ》
国に所属する忍者。術による分身と異能による分身を使い分け、敵を追い詰める。老日をかなり追い詰めたが、理不尽パワーによって封印を破られ、敗北した。本来なら口寄せや変わり身を駆使するところを老日には封じられていたので、完全な実力を発揮できればもっと強い。
・スリの少年
スリの異能を持つ少年。認識した片手で持てる程度の物を対象に引き寄せる。範囲は半径一メートル程度。
・土御門《つちみかど》 善也《よしや》
蘆屋ちゃんが好きな男の子。蘆屋からは嫌われている。かの高名な陰陽師、安倍晴明の直系の子孫であり実は割と優秀で、相伝の切り札も含めれば蘆屋より少し劣る程度の実力はある。
・ダンタリオン
その怠惰な性格が無ければバルバトスにも匹敵する悪魔になれていたかも知れない悪魔。魔術を自身から切り離し、魔導書とした。自身は近接戦闘をメインにするが、別に体術に優れている訳でもないという中途半端さ。
メイアと蘆屋相手に追い詰められていたので、最初からカラスが居れば、若しくはステラの解析によって本の秘密に気付ければ勝利出来ていたかもしれない。
・ソロモン
――――、――――。――――――――、――――。
・ルキフゲ・ロフォカレ。
ルキフグスとも呼ばれる悪魔。ソロモン七十二柱の悪魔では無いが――――……。
・ヴィネ
王の悪魔。物体の破壊や操作に長けている。かなり強いが、直接戦闘はあまり得意ではない。
・ザガン
王の悪魔。物の価値やそれ自体を入れ替える能力を持つ。が、それに頼ることはあまりなく、圧倒的なフィジカルで敵を破壊する。殴り合いが大好きで大得意。