TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する










○○「 え?そんなのいるわけないでしょ 」





高校の入学式 教室で一番最初に聞いた言葉は

私達が入学した学校 ” トゥバトゥ高校 ” に


幽霊がいる ということだった。





△△「 本当だって!信じてよ〜 」


○○「 絶対信じない 」



幽霊の事を興奮気味に話す△△は

私の幼馴染。

小さい頃からずっと一緒に過ごして今となっては家族みたいな存在。



△△「 実際に連れてかれた人がいるんだよ? 」


○○「 作り話だって〜 笑 」


△△「 こういうの怖くない系? 」


○○「 ぜーんぜん怖くない 」



嘘。本当はこういう話とっても苦手。


私の机の上に座っている△△は驚いた顔をして此方を見た。



△△「 凄いね○○…あっ、そうそう。その幽霊の事なんだけどさ 」


○○「 ? 」



なに、まだ話すの?!

もうやめてよ〜…



△△「 ゴミ捨て場にいるらしいんだけどね…声、かけてくるんだって。」


○○「 …ふぅん… 」


△△「 それで、その声に返… 」



△△が続きを話し始めた時、チャイムがなった。

その所為で△△の声はチャイムの音により見事にかき消されてしまった。



△△「 ごめん!また後で話すね! 」



△△は慌てて自分のクラスに戻っていった。


…いちばん重要な所を聞けなかった。

まあ…ゴミ捨て場に近づかなければいいんだよね?そうすれば会わないってことだ。





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




『 本日のお話はこれで終わりです。1日お疲れ様でした 』



終わりの挨拶をし、皆が一斉に帰宅する。

私は靴を履き玄関の前で△△のクラスが終わるのをを待つ。



○○( 話長すぎない?△△の担任… )



一向に出てこないので

△△に連絡をしてみる。




○○ : ちょっと〜、話長い〜。


△△ : ごめんごめん!うちの担任雑談が多いみたい…あと5分はかかるかも…ㅋ


○○ : ええ〜 ㅋㅋ




あと5分…待つか!


ずっと立っているのは流石にしんどいので

私は近くにあるベンチに腰を掛けた。



○○「 ふう… 」



『 あっ!ちょっとそこの君〜! 』



○○「 …? 」



誰かに呼ばれた気がしたので

声がした方に視線を向ける。


視線を向けた先には

ゴミ袋を2つ持っている1人の先生がいた。



○○「 どうしました、? 」


『 ちょっとこれ、捨ててきて欲しいんだ!この後会議で、急がなきゃいけなくて!ゴミ捨て場はあっちだから! 』


○○「 えっ、」



先生はそう言いながら私に袋を持たせ、

ゴミ捨て場がある方を指差し

走って校舎に戻って行った。



○○「 ぁ…えっ…? 」








ゴミ捨て場って…あのゴミ捨て場だよね?

幽霊がいるという噂の…….。












この作品はいかがでしたか?

700

コメント

5

ユーザー

続きめっちゃ気になる!楽しみにしてます!

ユーザー

続きまってます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚