TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

朝の教室 。

席に着くと 、 目の前に手紙が二通置かれていた


白布 「 また渡しとけって頼まれた 。 」


雪乃 「 またぁ ~ !? 賢二郎に頼まないでって言ったのに !! 」


雪乃 「 今月で5 ? 6 ? 」


○○ 「 今月多分7通目だよ ! 」


クラスの子 「 マジで校内ラブレターランキング1位 」


雪乃 「 でもみんな “ 好きです ” って書いてあるだけだし 。 内容薄いし ~ 」


白布 「 それモテる人の感想じゃないからな 」


雪乃 「 だって私可愛いもん !! 」


○○ 「 堂々としすぎてツッコミすら追いつかん 」


すると 、 廊下からひょこっと覗く無表情 。


川西 「 朝から騒がしいな4組 」


雪乃 「 あっ 、 川西くん ~ おはよ 」


川西 「 おはよ 」


○○ 「 てか 、 もう授業始まるよ?」


川西 「 担任遅れてらるから 」


白布 「 わざわざ報告しに来るとか 、 どんだけ暇なんだよ 。 」


川西 「 ○○がうるさいと思ったから 、 様子見に 」


○○ 「 は ?? なんで私 」


川西 「 いや 、 だって …. (( 雪乃の方を見る ))」


雪乃 「 ?? 」


川西 「 (( 視線を逸らす )) 」


白布 「 おい 、 耳赤いぞ 」


川西 「 うるせ ~ 」




放課後 部活の準備


雪乃 「 ボール空気抜けてないかな ~ 」


天童 「 雪乃ちゃ ~ ん ! 今日も天使だネ ! 」


雪乃 「 天童さん 、 お疲れ様で ~ す 」


瀬見 「 天童 、 静かに準備を手伝え 。 声でボール割るぞ 。 」


五色 「 森河先輩っ !! モップ2本持ってきました ! 」


雪乃 「 わ ~ たすかる !! ありがとう 、 五色君 ^^ 」


五色 「 はいっ …. あの 、 ( 照 ) 」


瀬見 「 あいつ …. 完全に落ちてる (( 小声 )) 」


天童 「 キュンの音聞こえたよネ ~ 」


その様子を体育館の端で静かにみていた川西 。

今日も黙々とネット張っていたけど 、 時々チラッとこっちを見てくる 。



川西 ( … 雪乃ちゃんって誰にでもああやって笑うのずるい )


練習後 帰り道


○○ 「 ねぇ 、 雪乃さ … 本当に牛島先輩のこと好きなんでしょ ? 」


雪乃 「 うん 、 本気 。 でも言えない 」


○○ 「 ふふっ なんか珍しく真面目な顔 、 かわいい 」


雪乃 「 だって 、 言って全部壊れたらやだもん 」


雪乃 ( 気づかれたくない 。 けど 、 気づいて欲しいのは … 牛島先輩だけ )

あなたのスパイク 、 私の心まで届いています 。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

210

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚