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おまけその1



(2話:早退)


【せと視点】


山野を保健室に送ったあと、教室に戻る。その道すがら山野の荷物を持ったみさとらんとすれ違った。


らん「あ、美紅ちゃんどーお?」

せと「まだ寝てる」

らん「なるほど。あ、そうだ。」


なにか思い出したように俺の方を向き直ったみさとらんの口から、衝撃の言葉が放たれる。


らん「なんか瀬戸が美紅ちゃんのこと好きなのかって言われてるけど、そうなの?」

せと「はっ、?んなわけねぇだろ!!」


動揺してかなり大声が出た。あっぶね、授業中。いやそんなわけないことも無いけど、だからってなんでバレてんのかって話で……。

反応を聞いたみさとらんはにこにこしながら保健室の方へ向かっていった。

なんでだよ、なんでバレてんだよ……。


教室に戻って授業が終わったあと、ハチヤマに聞こうと席に向かえば、待ってましたと言わんばかりに名前を呼ばれる。


ハチ「瀬戸、山野のこと好きなん」

せと「だっ、からなんでそんな噂が流れてんだよ」

ハチ「いや〜、なんの躊躇いもなくお姫様抱っこしたもんで、もしかしたら〜と思いましてね〜w」

せと「お前が原因か」

ハチ「いやいや!最初に言い出したのは俺じゃない」


ふざけんなよ、まじで。そんなことでバレてたまるかよ。

噂はとどまることを知らず、みるみるうちにクラス中に知れ渡っていった。

すれ違う体温【完結】

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