TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

「りうら、薬飲もうね…」


ないこは優しく言葉をかけた。


「ん…( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ポロポロ」


りうらは、どうしても薬が苦手で飲んでも後には吐いてしまう…その苦しさが今でも続いている。


「飲めたら、ぎゅーしてあげるよ…?(したい)」


「…のむ」


悲しそうな声でりうらはそう言うと、ゆっくりと薬を飲んだ。


「んっ…ゴクッ!」


「りうら〜!おいで〜!」


ないこは手を広げ、ハグする体勢をとっている。


「んぅ〜…( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ポロポロ」


「(っ´,,>ㅅ<)ω<`,, )ギュー♡*.」


ないこは、りうらを優しく抱きしめる。ないこにとってハグは、最高の宝物だった。


「( ๑´•ω•)۶”ヨシヨシ…頑張ったね、りうらえらいねぇ!」


「ん…( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ポロポロ」


ないこがどんなに慰めても、りうらは泣き止まない。さらにりうらの顔色が悪くなっていくだけ…


ないこは、りうらを一旦寝かせに部屋へ向かった。






ガチャッ…


ポスッ


りうらをベットに寝かせる。


「りうら、ここに袋置いとくから、気持ち悪い時は無理しなくていいからね…?」


「んぅ…」


「おやすみ、りうら…」


ないこは、明日アニキの代わりに学校(生徒会も)休んでりうらを看病するため、全ての課題を終わらせるため、アニキのいるリビングへ向かった。


[今のりうらの看病はifがやることになりました。交代しながらです!]






ーリビングー


「アニキ〜!今から課題(宿題)やるんだけど、ここ分からないから教えて〜!」


「ええで!」


「ありがと〜!」


昼ごはんの後は、大抵ほとけと初兎はお昼寝なので、静かに集中できる…と思ったアニキとないこだったが、そうとは限らなかった。


「ないにい!遊ぼうよ!」


ほとけが突然、目の前に来た。


「あ…今はちょっと…(汗)」


ないこは、焦るが…


「僕も遊びた〜い!」


初兎も来た。


どうすればいいの!…と思いながらもほとけと初兎にないこは言う。


「宿題終わったら、遊ぶからまた後でね…!」


「えぇ〜、つまんなぁ〜い…」


ほとけが駄々をこねる。


「ほとけ!!今な、”ないにい”はやることがあるんや!困ってるやろ?邪魔しちゃダメやで…?(圧)」


「は、はぁーぃ…」


アニキの怒鳴りにほとけは立ちすくんだ。


「あ、アニキ…ありがとう(小声)」


「どういたしまして!(小声)ほな、やろか!」


「そ、そうだね…」







一方、ぴよまろはというと…


ゴロンッ

りうらが苦しそうに寝返りを打つ。


「ゔぅ…はぁ、はぁ…ゔッ!」


ポタタ…


りうらは、あまりの気持ち悪さに戻してしまった。


「!りうら、大丈夫か?!」


ifはとっさに近くに置いてあった袋をりうらの口元に近づけた。


「吐いてもえぇで〜、このままだと苦しいままやで〜」


「ゔッ!ごぽっ…お”えぇっ…ゔえぇ」


りうらは、溢れ出てくるもの全て吐いた。


「グスッ…( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ポロポロ」


「ヾ(´∀`*)ヨシヨシ大丈夫やで〜」


ifはりうらの頭を優しく撫でた。




次回♡1000!

体の弱い弟を支える6人兄弟の物語

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

2,132

コメント

13

ユーザー
ユーザー
ユーザー

毎回赤くん可愛すぎるんよ... ハートいっぱい押させて頂きました ゆっくり続き楽しみに待ってます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚