阿部はいじめっ子。向井はいじめられて喜ぶ子。
相性はいい。
優しい見た目と違って阿部は意地悪、ただし、好きな子にだけ。
2人は付き合い出して、互いにいじめ、いじめられて愛を確かめ合ってきた。
阿部ー康二、晩ご飯食べたい。
向井ーほな、家来るか?
阿部ーん、行く。
向井ー何食べたい?
阿部ー康二の作るの、何でも美味しいから。
向井ーん〜明日休み?俺休みやねん。
阿部ー休みだよ、あっ泊まろうかなぁ。
向井ーえっ、かまへんけど?
阿部ーじゃあ着替え用意して行く。
向井ー2人とも休みなんやったら、餃子はどない?
阿部ー好き、いっぱい作って?
向井ー分かった。
家に帰ってきた向井は、たくさんの餃子を作ることになった。
微かに期待している。
阿部は、向井をいじめる。
それが快感に繋がっている。
向井は反対に、いじめられて快感を得る。
早くも向井は身体がザワザワする。
餃子を作りながら、そのザワザワと闘っている。
阿部が荷物を持ってやって来た。
荷物とバッグをソファの端に置いてダイニングに来る。
阿部ー器用だね。
向井ー慣れたら誰でも出来るわ。
阿部ー俺には無理だ。
向井ーやってみる?
阿部ーいや、見とく。
作りすぎたかと思えるほどの餃子。
ホットプレートに並べていく。
水を入れ蓋をする。
その間に味噌汁を作っている。
サラダもある。
阿部ーいい奥さんもらったなぁ。
向井ー何がやねん。
阿部ー料理の出来る奥さんって最高じゃん。
向井ーその、奥さん言うんやめぃ。
阿部ー康二、顔赤いね。
向井ーなんや、身体がザワザワするねん。
阿部ーふふふ。
向井ー何?
阿部ーいじめられたいんだ。
向井ーアホな。
大量の餃子も無くなり、2人とも満足の晩ご飯だった。
阿部が、向井の頬にキスをする。
そして、洗い物をする。
阿部ー終わったよ。
向井ーありがとう。
阿部ーコーヒー欲しい。
向井ーん、淹れるわ。
まったり飲んでいるが、向井の身体はザワザワしたまま。
時々、太腿をさする。
阿部ーザワザワしてる?
向井ーん〜。
阿部ーコーヒー飲んだらシャワー浴びて?
向井ーいや、大丈夫。
阿部ーそう?
向井ー面白い動画見つけてん、一緒に見よ?
阿部ーん、いいよ。
大笑いしながら動画を見る。
何本が見た後、阿部が向井の太腿をさする。
向井ーザワザワするんは何で?
阿部ー俺にいじわるされたいって思ってるから。
向井ー亮平くんに、いじめられな、なおらんの?
阿部ーザワザワが身体中になるよ?
向井ーもうなっとる。
阿部ーでも、まだ辛くないでしょ?
向井ーん。
阿部ーそのうち、どうしても我慢出来なくなるよ?
向井ー亮平くん、いじめるんやろ?
阿部ーそれが好きなんでしょ?
向井ーいや、今日は怖い。
阿部ー何で?
向井ーこのザワザワがどうなるか気になる。
阿部ーまた、1ついじめられっ子の階段上るね。
向井ー亮平くん、またいじめるん?
阿部ー啼いて喜ぶよ。
向井ー怖いやん。
阿部ー康二には気持ちいいはず。
向井ーほんま?
阿部ーこの前の写真見せてよ。
向井ーセルフタイマーで撮った写真?
阿部ー康二がいじめられっ子ってよく分かるでしょ。
向井ー亮平くんがいじめっ子やいうんが分かるわ。ちょっと待っといて。
阿部は笑ってる。
どんどん向井が自分好みのMっ子になっていく。
皆んなといる時は、そんな素振り見せない。
「可愛い阿部ちゃん」をやってる。
向井といる時だけ、「いじめっ子のドSの阿部」が顔を出す。
楽しい、向井が変わって行くのが。
自分好みに変わるのが。
可愛い康二。大好きな康二。
きっともっと変わる。
向井ーはい、恥ずかしいけど。
阿部ーふふふ、康二は恥ずかしいの好きじゃない。
向井ーそんな身体にしたん亮平くんやろ?
阿部ー康二が元々、そんな身体だったんだよ。あっ、これいいね。
向井ーこの後、気持ち良すぎて意識ないやつや。
阿部ーそうだそうだ。
向井を引き寄せ抱きしめて一緒に見ている。
向井は阿部の膝に座っている。
余計に身体がザワザワする。
首にキスしたり、後ろから胸を触ったり。
向井ー亮平くん、あかん。
阿部ー何で?
向井ーまだこんな時間やのに、してほしなる。
阿部ーいいでしょ、時間なんか。
向井ーけど・・。
阿部ー今日は何して遊ぼうか?
向井ー遊び?
阿部ーううん、本気。
向井ー亮平くんやったら、何してもええで。
阿部ー可愛い。
2人は服を脱がせ合う。
ソファに座った阿部に跨りながら、向井はキスをする。阿部は向井の胸をキツく摘む。
熱い吐息が向井から出る。
キツく摘んで押し潰す。
向井はキスをせがむ。
阿部は向井の舌を軽く噛む。
向井の物が力を増す。
跨ってる向井の胸をキツくかじる。
片方は噛み、片方はキツく摘む。
向井ーあか・・ん。
可愛い向井の声がする。
阿部は笑ってる。
向井の太腿を撫でる。
向井ーザワザワするぅ〜。
阿部はテーブルにあった、リップクリームのクリーム部分を折り向井の後ろに差し込む。
溶けていく。
指で奥まで押し込む。
向井ー挿れて、亮平くんの挿れて。
まだキツイはずなのに、向井は欲しがる。
阿部は分かっていながらキツい向井の中に自身を押し込んで突く。
向井ー身体中が・・ザワザワする。
そう言って阿部を受け入れる。
向井は自分から腰を振る。
全身にザワザワが広がる。
身体がブルリと震える。
向井の物は阿部のお腹に擦れ透明の液を流している。
向井ー今日は何するん?
阿部ー後ろのテーブルに手ついて?
向井ー怖い。
阿部ー腰、持っててあげるから。
向井の物を阿部の目に晒し、見られている。
阿部が何も言わなくても、向井は腰を上下に振る。
向井ー見んといて、恥ずかしい。
阿部ー可愛いのに、見ないともったいない。
向井ーんっ・・あか・・ん。
感じすぎるのだ。
早々に、向井の物は弾け噴水のように白濁とした液が飛び出る。
向井ーまだ、ザワザワする。
阿部ー後ろで感じなきゃ、収まらないよ。前立腺刺激してあげる。
向井の腰を持ち、前立腺に当たるように擦り付ける。
向井の身体がブルリと震える。
向井ーんっ・・あたる・・んっ。
阿部ーよく締まって気持ちいい。
向井ーあっ・・あっ・・ええわ。
阿部ーイクよ。
向井ー胸かじって・・んっ・・。
阿部ー康二!
向井ーイク・・はぁ・・イ・・ク。
抱き合ってキス。
向井は身体のザワザワが落ち着いている。
向井ー亮平くん、良かった?
阿部ー凄く。
向井ーザワザワが収まった。
阿部ー気持ち良かったんだね。
向井ーん。
阿部ー今日はあんまりいじめなかったから、今度ね。
向井ーん、いっぱいして?
阿部ー可愛い。
向井ー亮平くん。
また、次が楽しみな2人だった。
完