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水華サイド

次に目が覚めたのは外はすっかり真っ暗だった

隣では気持ちよさそうに寝ている快斗が居た

一瞬「なんでいる?」と思ったが最終的には「まぁいいか」と結論が出た

1人でベッドからのそのそと起き上がり部屋の外に行こうとドアを開けたら目の前には心配して来たのかは知らないが陣平が居た

水華)陣平…?どうしたの?

陣平)いや…心配してきたらたまたま起きてた…

水華)そっか、私は平気だから寝てていいよ笑

陣平の背中を押して寝かせようとしたら陣平に腕を捕まれベッドに押し倒された

水華)……!?ちょ、水華!ダメだから!

陣平)水華、嫌なのは分かっけど一生子供ができねぇのは嫌だろ?

水華)そう…だけど、陣平は…怖くないの?

陣平)別に避妊するからな、今すぐガキを作る必要はねぇよ、慣れればいい

水華)な、慣れ…る?

キョトンとしていると陣平は服をお腹辺りまで軽く捲り優しく撫でて来た

水華)ッ…く、擽ったいよッ///

陣平)力抜いて、つれぇ思いしたくねぇだろ

水華)ち、力……えっと…

力を抜こうとしても抜き方が分からず頭の中でハテナを浮かべれば陣平は私の手を握って来て唇を重ねてきた

陣平)ほら、ゆっくりでいいから

水華)わ、わかんにゃい…

陣平)だから抜かせてやろうとしてるんだろ

バードキスをして陣平は徐々に力を抜こうとしてくる

水華)プハァ…ちょ、苦しいから

陣平)ほら、まだ力んでるから

水華)んぇ……ま、まだなの?

陣平はまた唇を重ねて来た

ゆっくり舌を入れてきたかと思えばいきなり激しく舌を絡めて来た

水華)んぅっ///ンッ、チュゥッジュル……プハァま、まっれ_んっ///

陣平)肺活量がすくねぇなぁ笑

水華)だ、だって!慣れないんだもん!

陣平)ほらほら、まだ行くぞ

水華)はにゃ!?

その後多分30分ぐらいディープキスをされた

キスが終わったあとクタッとしていると陣平の手が服の中に入って来た

水華)ちょッ///や、やらなくていいから!///

暴れようとしたら足を抑えられ両腕も抑えられた

水華)うぅ〜…こ、これやだぁ……

陣平)おしまいにするか?

半泣きで「いや」と言えばこういった意地悪を普通にして来る

内心嫌だけど嫌じゃない……といったグチャグチャの気持ちでいっぱいである

水華)わ、わかったから……わかったからぁ…うぅ〜……イジワルやだぁ…

陣平)へぇ〜?(一瞬手酷く抱こうと思ったが何とか耐えたぞ…)

水華)じ、陣平…?あ、あの、なんか…顔が…な、慣れ……は?ヤダよ?ちょっ、胸を触るな!

「触るな」と言えば陣平は直ぐに離れ「悪かった……まさかそこまで嫌がるとは…起き上がれるか?水持って来てやるよ」と手を差し出したので私はその手を握って起き上がる

陣平はすぐに部屋から出て水を取りに向かった

水華)……(もうちょっと…ゆっくりで良いから…慣れよう……皆なら多分…私の事思ってくれるよね……)

1人でベッドの布団を握り締め思ったことは1つ

水華)ロクデナシ…後もう少しなのに……

また自分を責めた…上手く進めない……有希子さんに言われた「自分の変化が目に見えるのが好きかもね」たぶん、私はそうなんだ……いや、きっとそうなんだ……自分は一時期物凄く太っていた時があったがなんか嫌で痩せたら「これはこれでいいかも」と、自分の変化が目に見えるってなんかいいなぁと……思っていただけだが…多分高確率で目に見える変化が自分の性格…なんだ、多分

水華)……もう少しで…こんな自分から変われると思ったのに…

原因は分かっているのに進めない現状がものすごく辛く首を絞められてる感覚に襲われた

「あと少し…」この後少しが本当に苦しい……1人で耐えて耐え続けた……「あと少し」のために

私の周りには面倒臭い人達しか居ません

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