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「ふぅ…」
感染者と戦い、資源を回収して大雨の中やっと我が家帰って来られた
「クゥ〜ン」
「虎太郎お疲れ様。今日は大活躍をしたね。はいお肉よ」
「ワンワン!」ガツガツモグモク
「(相当お腹減ってたんだね)」
虎太郎は私が見落としていた資源を見つけたり近くに感染者がいることを知らせたりして本当に良く活躍してくれた
「さてと…」
愛犬である虎太郎に餌を上げ回収した資源を閉まって一息ついたところで頭を抱えた
「(今日のご飯どうしよう…)」
不作でなかなか食糧が手に入らない。
かと言って唯一の家族である虎太郎は私と違って混血ではないからすぐに死んでしまう
最近は倒した感染者の細胞を体内に取り込みしのいだけどそろそろ限界だ
「家の周り何かないかな…」
壁の隙間からまだ大雨の続く外を眺め呟き外に出た
家の裏、畑周り、家近くの丘の上そして家の近くの林に行ってみた
「あ…!」
林の中に少量だがアブラナの野菜を見つけ収穫して家に帰った
「野菜の蒸し焼きでいっか」
火を通しやすい大きさにカットして水を加えた鍋に入れ加熱、暫くして出来上がった野菜を適当に串に刺して完成
「いただきます」
本当は味付けに調味料が欲しかったけど買う余裕今ないからしょうがない
素材の味を楽しみながら私は野菜の蒸し焼きを頬張った