TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
春が散りゆく頃に

一覧ページ

「春が散りゆく頃に」のメインビジュアル

春が散りゆく頃に

2 - 旅立ち

♥

38

2022年11月02日

シェアするシェアする
報告する

***

ひと通り片付けを済ませた僕は、ベッドで横たわりながら考えていた。どうすれば1人でも多くの人の役に立てるのだろうか。

ずっと考えていた。そして、ひとつの答えを導き出した。

「旅へ出よう」

きっと、ここにいても出来ることは少ない。そして、困ってる人、助けを求める人はこの県だけじゃない。この国のどこでも、この世界のどこでも助けを求める人はいる。だが、お金や時間面を考慮すると世界を回るのは不可能だろう。でも、この国の中なら手を差し伸べることが出来る。旅に出ると決めた僕は、急いで支度し、明日に備え眠りにつくのだった。

***

翌日の昼過ぎ。旅に出るにあたって必要のない家を売った。

「これで晴れてホームレスだ。だが、これで僕はれっきとした旅人だ」

胸を張りながら、僕は歩き出した。 そして、目の前にひとりの人間が現れる。

「ふふ、また会ったね」

美しい短髪の黒髪。紛れもない昨日出会った少女だった。

「!?」

「君は!?」

「私はシロ。訳あって本名は名乗れない」「それで、なんの用ですか?」

「私を君の旅に連れてって!」

春が散りゆく頃に

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

38

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚