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魔理沙最推し
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湊 → 彩乃蓮 → 湊
彩乃→ 湊
雫 → 湊
「……はい、終了ー!」
軽い拍手をする。
類が楽しそうに笑った。
その瞬間
「……ちょっといいですか」
藍の声だった。
少女が初めてはっきり前に出る。
「その結果、おかしいです」
「は?」
湊がよくわかってない声を出す。
藍は続けた。
「この問題、“正解の基準”が書かれてません」
「つまり、考え方次第で答えはいくらでも変わる」
沈黙。
蓮が小さく息を吐く。
「……確かに」
雫も頷いた。
彩乃だけが、類を見た。
「類くん。これ、ただのクイズじゃないでしょ」
類は少しだけ目を細めて笑う。
「うん、違うよ」
あっさりとした返事だった。
その軽さが逆に不気味だった。
「これね、“合わせようとするかどうか”を見るゲーム」
「……は?」
湊は本当に意味がわかっていない。
類は指を一本立てる。
「正解を揃えるゲームじゃないよ」
「“その場の空気に合わせる人間”と、“違和感に気づく人間”を分けるだけ」
その言葉で、雫の胸の奥が少し冷たくなる。
蓮が低い声で言った。
「つまり、最初から公平じゃないってことか」
「そうそう」
類は楽しそうに頷いた。
「だって公平だったら面白くないでしょ?」
その一言で、部屋の温度はぐっと下がる。
彩乃が少しイラついた。
「ふざけてるの?それで人を選別してるつもり?」
類はよくわかってない顔をした
「選別っていうか……観察だよ」
「お姉ちゃん、お兄ちゃんたちがどう動くか見てるだけ」
藍がぽつりと言う。
「……やっぱり、最初から答えなんてないのですね、」
類はその言葉に嬉しそうに笑う。
「正解がないんじゃなくて」
「正解を決めてないだけだよ」
「じゃあ第2問。」
「ちょっと難しかったよね。じゃあ勉強面で問題を出すね!」
「…ちょっと待ってください。」
「あなたのルール。穴があります。」
「「「「え?」」」」
「勝ちがないゲームは、勝負じゃないです」
「ただの時間稼ぎです」
「あは笑そうだね。」
その笑いは、焦りじゃなくて“面白がってる笑い”だった
「別に私たち“拒否する権利”ありますよね?」
「私たちが“拒否”を選んだ場合、このゲームは終わります。」
湊がぼそっと言う
「逃げるのが正解ってことか?」
「そういうことになるな。」
「はい。」
「勝ち負けはどうでもいいです。」
「出れればいいので。」
「あはっ。」
「いいよ。」
「今回は“クリア扱い”で出してあげる。」
「また次のゲームでね。」
次のゲーム。
次があるの?
そう言った後視界が真っ白になった。
コメント
3件
第7話、読みました。藍ちゃんが「正解の基準がない」って、あの場で真っ先に気づいて口に出せたの、すごくかっこよかったです。類くんの「観察だよ」って笑顔が逆に不気味で、温度がぐっと下がる感じが伝わってきました。湊くんたちがきちんと抗う選択をしたのも、読んでいてほっとしました。次があるって言われたときの不安と、でも藍ちゃんがいるから大丈夫かもって思える。続きが気になります!