〜 一方その頃白澤様は 〜
白澤様『ホント、人使い荒いんだから』
(溜息をしつつも材料を取り
白澤様『最悪だよ~…』
『時間があると思ってたから』
『花街行く予定だったのに~…』
(溜息を吐き材料を持ち帰ろうと
桃太郎『遅いですね…』
(扉の向こうを眺めながら
鬼灯様『そうですね』
『花街に行ってるかもですね』
(軽く冗談げに告げ
桃太郎『ありえるかもですね…』
(不安になりながらも扉の向こうを眺め
白澤様『お~い♪』
(小走りで桃太郎に近づき
桃太郎『鬼灯様!来ましたよ』
(そう告げ手を振り
鬼灯様『やっとですか 』
『白豚遅いですよ』
(金棒を白澤様に目掛けて投げ
白澤様『はッチョッ!』
(降ってくる金棒に驚き混乱しつつ
(金棒にぶつかり倒れる
桃太郎『白澤様~!』
(呼び掛けながら近づき
白澤様『大丈夫、大丈夫。』
『ありがとう桃タロー桾。』
(軽く微笑み鼻から出る血をふく
桃太郎『そうですか、それは良かった』
(心配しつつ答え
白澤様『ところでさ、何で投げるかな~…』
(鬼灯様に近づき答え
鬼灯様『いえ、あそこに
白い豚が見えたので』
『始末しないといけないかと』
(目を細めながらも答え
白澤様『あのね、~…豚じゃないんだって』
(呆れたかのように手作業しつつ
鬼灯様『いえ私には豚にしか見えなくて』
(すまし顔で伝え
白澤様『目が腐ってるんじゃないの?』
(溜息も漏れながら答え
鬼灯様『何ですか?そんな事より』
『手を動かしてください?』
(お茶を飲み一息つきながら
白澤様『うるさいな~動かしてるよ』
(軽く鬼灯様を睨み
桃太郎『2人は仲が良いですね』
(後ろから2人に聞こえるように伝え
白澤様『仲良くなんか無いよ!』
鬼灯様『仲良くないですよ』
(2人が同時に話す
白澤様『ちょっと?、話し合わせないで』
(鬼灯様に近づき伝え
鬼灯様『そちらこそ、』
(白澤様の頬をつまみながら
桃太郎(でも、本当に仲よさげな…)
(考えながら手を動かし
白澤様『痛いなッ~』『これ薬ね』
(つままれた所を軽く撫で
(鬼灯様に袋を渡し
鬼灯様『ありがとうございます』
『それではまた、』
(そう告げればその場から去り
桃太郎『あ、鬼灯様さようなら』
(気づくのが遅れ軽く挨拶をし
白澤様『二度と来んなよッ…』
(小声でそう告げ目を細める
桃太郎『というか2人…○○○○ですよね』
(再確認化のように聞き返し
白澤様『え、?』
次回へ
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