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熊野光一
「ふむふむ、色々ありますな」
「ぼくはこれにしようかな」
そう言ったクルミはいつの間にか浴衣を着ていた。
そんなクルミが着ていたのは髪の色を強調するような青色の浴衣だった。
所々に星の模様が描かれている。
そして、足が膝上辺りまで見えていた。
「どうかな、似合う?」
「ありがとうございます」
ーバタンッ
「え、ちょっと!?どうしたの!?急に倒れないでよー!」
それから俺は、真条から追撃を食らったらしく、5分ほどぶっ倒れていた。
倒れてる奴に追撃を入れるなよ。
そして、どうやら俺が倒れている間に俺と真条の分の浴衣も購入したらしい。
俺は抹茶色、真条は黒色だった。真条が選んだらしく、なかなかにセンスが良い。
ちなみに、お会計はクルミの「ナンデモ無料カード」で払った。
果たしてこれは払ったと言えるのだろうか?
♢なうろーでぃんぐ♢
熊野光一
「さて、浴衣も買えたことですし。お祭り再開だー!」
「「おー!」」
「どこ行く?」
「そろそろお昼だし何か食べない?」
「だったらぼく、リンゴ飴食べたい」
リンゴ飴かー。昔、真条と大量に作って売りさばいてたなー。
今考えたらあれって違法だったかもなー。
バレなきゃ犯罪じゃないんだよ。※犯罪です。繰り返します。犯罪です!!
「おじちゃん。リンゴ飴4つ」
「4つ?1つ多いぞ?」
「ぼくが2つ食べるの。えへへ」
か、かわいい。抱きつきたい。
ーゾワッ
「ひっ」
〜つづく〜
あとがき
今更ながらクルミが某きのこ好きの魔女に似ていることに気づきました。
魔法、髪色(は若干違うか)、これで金平糖を飛ばしていたら完璧だった。
「弾幕はパワーだぜ!」