スリの銀次郎嫌い💰️
シトシトと江戸の遊郭に雨が降る。俺はスリの凡と言われている、スリの達人だ。今日は雨が降っていて外には人がいない。いるのは警備で歩いている武士だけ。こんな日は早めに家に帰ろう。
🦍ちょっと失礼。
目の前にガタイがいい男が目の前に来た。
🦍貴方、スリやったでしょ?
🍆やってませんが?
なぜバレた。さっきすれ違った武士の懐から抜いた。誰がいようとスピードでバレないはず。
🦍ほら、ちゃんとしまえてないじゃん。
🍆あ……
しくじった。あまりにも雑にやって袖から見えていた。
🦍はぁ……貴方スリの凡でしょ。いい加減やめなさい!
🍆はいはーいんじゃサヨナラ〜
さっさと家に帰る。見つかったらこれが鉄則。次見つかったらやばいからね。
🦍………
ん~~。今は……夕方か…。久々に飯でも食べに行こうかな。
ジャラ
🍆ん?
なぜ、枷がつけられているんだ?
🦍目、覚めた?
昨日の武士。あの野郎家を特定して捕まえたな?
🍆ここから出してくれない?
優しめに頼む。
🦍無理。だってこうしなくちゃまたやるんだもん。
🍆もうやんないって、ね?
🦍無理
今まではうまくいった方法でも折れない。
はぁ、しばらくは居るか。
🍆わかった。おとなしく捕まりますよ!
そっからの生活はだいぶ楽だった。
飯はちゃんと3食出てくる。風呂も入れる。服も新しいのをくれる。
一度脱走しかけたときは、怒られたけど首に枷を追加することで許された。
あれから1年釈放されることはない。いつになったら出れるんだ?
彼を遊郭で見た瞬間一目惚れした。けど彼はスリをした。警備をしているものとしては見逃せない。彼に問い詰め、油断させるため解放し、家を特定した。彼がねている間に僕の家の地下に入れて、とりあえず、手と足に枷をつけた。あぁ、かわいいな。
彼が目覚める。牢獄と勘違いしているようだ。大丈夫。君はもう安心していいんだよ。ある日彼は脱走しかけた。なんで?なんで逃げるの。ここは安全なのに。そうだ、首にも枷をつけよう。これで安心。あれから1年君を離す気持ちはない。僕は君の人生を奪ってしまったね。
なんか……眠い(=_=;)
バイバイ👋
コメント
1件
うへぇ…(( めっちゃいいです………