「 司君っ! 」
( 朝、学校へ登校していると後ろから自分の名前が呼ばれ、振り向くと1週間程前に付き合ったばかりの彼が居て )
「 類か!おはよう!! 」
( にま、と微笑みかける。そしたら、彼が自分の側へ駆け足で寄ってきて )
「 ふふ、おはよう。司くん。 」
( 朝から司に会えたのが嬉しいのか、幸せそうに笑みを浮かべて )
( そのままショーの話をしながら学校へ )
「 今日は他のクラスより早く終わったし、類を待つことにするか! 」
( そう呟いては2年玄関の前へ立ち )
[ 5分程経って ]
「 あれ、司君?何で此処に。 」
( 靴へ履き替えていると彼を見つけて )
「 類!やっと来たか!待ってたぞ。 」
( 靴を履き替えている彼を見つけると顔が明るくなり )
「 少し先生の話が長引いてね…。待たせたのならすまない。 」
( 彼に迷惑をかけてしまっただろうか。と心配になりつつも )
「 ああ!それなら大丈夫だぞ!!安心してくれ! 」
( 彼を安心させるように微笑み )
「 なら、有難う。優しいね、司君。 」
( 彼の笑顔を見てから安心したように側へ寄り )
「 そうか?俺は当たり前のことをしているだけなんだが……。あ、そろそろ帰るか? 」
( 彼と話していると時間が過ぎるのがあっという間に感じて )
「 当たり前、かぁ……。それを行動に移せることも凄いと思うけどな。そうだね、帰ろうか。 」
[ 校門を出て ]
「(ショーの話)」
「(演出の話)」
〃
…
( 類が司の手を握って )
「 うお、急にどうしたんだ? 」
( 少し驚いた様子で )
「 …少しでも長く君と触れ合っていたいから……かな? 」
( そう言うと類は少し照れ臭そうに笑って )
「 なんだ、そんなことか!それなら、何時でも一緒に居てやる! 」
( にま、と笑い、手を優しく握り返し )
「 ふふ、有難う。司君。 」
「 …だいすき。 」
( 後半部分は小さく呟いて )
[ 天馬家前 ]
「 なら、また明日学校でなっ! 」
「 ああ。またね。司君。 」
( 手振 )
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