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今回は💙❤️で初夜ネタ。まあ初夜ネタなんて無限に味するんでね。何気に初書きになる伝説コンビです
いつも通り 口調・呼称・解釈の相違 のみお気をつけください❣️
「っ゛…」
目が醒め、まず真っ先に視界に映ったのは見知らぬ天井。次に、自分が全裸で意識を落としていたことに気づく。…その、次に。
「え?」
自分の横で、それもまた全裸で眠る幼馴染を見つける。そして急いで体を外側に捩る。
昨夜の出来事―そして経緯を全て思い出したのは、その瞬間だった。
「…ん゛、あー…」
…まずい、起きられた。
「…あ、りょーたおはよ」
「…」
「りょた」
…一旦空寝を決め込む。
「…」
「…起きてるだろ」
軽く体を起こしたと思ったら、顔のすぐ近くに熱を感じて身体が強ばった。それを和らげるみたいに俺の耳に息を吹きかけたみたいで、小さく甘い声が漏れる。
「起きてんじゃん」
「…ばか」
「んふ。おはよ、動ける?」
「…大丈夫、だと思う」
もぞりと体を翔太の方に向けると、お互いに向き合ってしまって少し気まずい。…けど、寝起きの顔と寝癖は無防備で可愛くて。
ふとした瞬間、その白い首筋にひとつ紅の歯型を見つける。
「…あ、首に噛み痕残しちゃった。ごめん」
「気にすんなって。俺も有り得んところにいっぱい痕付けたし」
「え?」
マジか、全然覚えてない。服で隠れるといいけど…
「…無理矢理襲うみたいな形になったことは、ごめん」
「今更でしょ。なに急に」
「嫌がってるように、見えたから」
「だからさあ、」
「昨日のセックスの感想聞かせて」
うわ。
「…ド変態」
「あーもううるさい。お前が俺に気がなくて、かつ物理的に痛かったりしたら俺が最低すぎるだろ」
気遣いなのか、本当にド変態なだけなのか。俺にこいつの真意は理解できなかった。
「…た」
「は?聞こえねえよ」
「…気持ちよかったし、翔太のことは、昔から…」
顔が熱い。声も上手く出ない。なんてこと言わせてんだよ
「ははーん?」
「何見てんだよ」
「別に〜?」
翔太はニヒルに笑みを浮かべて目を細めている。…その所作が、少し妖艶に思えてしまう自分に苛立ちを覚える。
「…さて、と。いい事聞けたし帰る準備するか」
立ち上がって、気づけばベッドから離れていた。…俺も準備しないと
「…さっきのって、次を期待していいってこと?」
「…そういうことなんじゃないの」
「そ。」
*
暫くして、チェックアウトを済ませて。また暫くして、最寄り駅が見えた頃。半歩前を歩く翔太が振り返る。
「じゃあこの辺で。またね、涼太」
「うん。」
手を振られたので、こちらもそれに応えて振り返す。そのまま向き直して別の道に進む…ように見えたが。何かを思い出したかのように声を漏らしたかと思えば俺の方へ歩みを向けている。
挙句、耳元に顔を寄せている。…なに。近いんだけど
「―無かったことには、しないで」
息遣いが耳に心地よく触る。…なに、そんなこと?
「…分かってるよ」
そう言うと、安心したように向き直して。半歩先、一歩先、三歩先…と離れてゆく。
しない、と言うよりも。
…俺には、無かったことになんて出来ない。
オァーッ終わりです!😁😁😁すてきな初夜…からの初朝チュン❓なんて言うんだコリ。を書けて私まで多幸感であふれてました🫣🫣🫣
1452文字お疲れ様でしたー!!