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前置き無し
Let’s a GO!
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某月某日某所…
シャーレの副担任の先生である俺、マリオはある人物に呼ばれて、どこかオフィスのような…そんな場所に来ていた。
マリオ「おーい、きーたぞー。」
??「おや、来ましたか、マリオ先生。」
俺を呼んだのは、黒いスーツを身にまとった、黒服だ。正直、安直すぎてビビる。
黒服「いやはや…呼んでしまえばいつでも来てくれるのは便利ですねぇ、クックック…」
マリオ「人をもの扱いするなバカタレ。
んで、なんで今日は俺を呼んだんだよ。」
黒服「クックック…それはですね。」
すると、黒服はどこからか俺の世界のアイテムの一つ、ファイアフラワーを取り出した。
マリオ「あっそれは!」
黒服「クックック…見覚えがあるようですね。」
マリオ「…どこでそれを?」
黒服「それが、いつのまにかここに流れ着いてたんですよ。確か…1ヶ月前に見つけましたね。」
マリオ「…不思議なもんだな。」
黒服「…これは、私の考察になりますが…」
マリオ「考察?」
俺がそう言うと、黒服の声がちょこっとだけ低くなった気がした。
黒服「…先に聞いておきます、マリオ先生、あなたがここ、キヴォトスに来て少なくとも結構経ていますね?」
マリオ「ああ。2ヶ月は経ているんじゃないか?」
黒服「クックック…やはり、ですか。」
マリオ「何がだよ?」
特段不気味な笑いをした黒服に俺はそう問いを投げかける。
黒服「…恐らく、マリオ先生がこちらに来た影響で、少しずつ時空に乱れが起きてる可能性があるんですよ。」
マリオ「…確かに、これだとファイアフラワーがあるのが辻褄が合うな。」
黒服「そうでしょう?幸い、流れ着くものはまだ、ここにしか来ていません。マリオ先生の言う、ファイアフラワー以外のアイテムもありますよ?」
マリオ「お、ほんとか。なら、アイスフラワーとかプロペラキノコもあるんだな?」
黒服「はい。なので、それらを全て一度マリオ先生に渡しましょう。恐らく、これからもアイテムは流れてきますので、定期的にここまで来てください。」
マリオ「おっけー。」
そう言い俺はアイテム詰めの袋を受け取る。
マリオ「そんなら、この借りは必ず返させてもらおう。」
黒服「おや、いいんですか?」
マリオ「ああ。一応、有力な情報をくれたからな。今度なんか奢ってやるよ。」
黒服「クックック…ありがとうございます、マリオ先生。その時は、容赦なく行かせてもらいますね?」
マリオ「ああ、わかった。それじゃ、要件はもうねえな?」
黒服「はい、そうですね。」
マリオ「じゃ、帰るわ。またなー。」
黒服「クックック…また会いましょう、マリオ先生。」
To be Continue…
コメント
4件
おや?時空の歪みですか…いつかクッパ軍団が流れてきそうですねぇ