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『……お前たちも、だぞ。』
そうNATOが冷たく視線をやった先。
過去の存在である旧国達がいる場所。
「えっ」
そう目を見開き驚いたのはイタリアの兄であるイタリア王国ことイタ王。
「……私達がつける資格なんてない、のでは」
そう俯き視線を逸らしたのは日本の父親のような存在の大日本帝国こと日帝。
「なに言ってるんよ兄さん達。
兄さん達だってイオ達の仲間なんよ?」
そう言ってイタリアが元気に跳ねてイタ王の元へと近寄った。
「そうですよ父上。みんなそう言いますよ」
日本もそう言いながら近くへ寄る
黙って分が悪そうにするソビエト連邦…ことソ連へ 「……お父様もつけてくださいね。」
と静かに声をかけたのはベラルーシ。
「もちろんお前も例外じゃないダス。
お前たちはイッヒ達の仲間だ。」
そう声をかけドイツはゆっくりナチスの側へと向かった。
みんなそれを
微笑ましそうに見たり
気まずそうに見たり
懐かしそうに見たり
色々な反応で見守った。
現国達と同じく光が旧国達の元へ。
ソ連は左手の甲へ
ナチスは鎖骨部分
イタ王は首元
日帝は右手首
それぞれの位置で光は弾け飛んだ。
現国達とは違う深いながらも
綺麗な金色の光が発され、
深い水色へと変わった。
旧国達は悲しそうながらも微笑ましそうな
そんな顔で現国たちの顔を見た。
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『私達もつけましょうか』
『そうだな』
『ええ』
キラリと光り3人の胸元に
六角形のピンがつけられた。
澄んだ金色の光と共に。
『これは“欠けている人のための環”ですから。私達みんなだけの証です。……ね。』
そう国連が嬉しそうに呟いた。
それを聞いて
「あたし達だけのお揃いの“証”だね!」
そう元気に言い席を立ちはしゃぐにゃぽん。
そんな彼女の耳元には雫型のピンがぶら下がっていて微かに金色の光を放っていた。
そんなにゃぽんを見てみんな微笑んだ。
水色の連環は桃色に変わり
暖かい光を発した。
-制作秘話4 おわり
蛍月 百代
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