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コメント
8件
時差コメ失礼します。 続きが楽しみです!
ごめんなさい! ~重い保いつか…ってなんて読むのですか? 物語の雰囲気とっても好きです!
水ーside
自分の瞳からソファーに零れ落ちる涙をお兄ちゃん達は慰めてくれた。自分には越えられない劣等感と、憧れが重なって口から言葉が漏れていた。そんな自分にやっぱり愛の言葉があって手の届かない場所に四人、立っている気がした。
朝起きて、布団に籠る。学校への思いや、自分の勇気のなさでどんどん涙が溢れてくる。カーテンが重なる家族写真を見つめ、微笑み、足を進めた。
下に降りると、皆の視線が自分に向く。自分には勿体ないと思うほど綺麗に、ただ優しく揺れていた。
紫「今日は、学校だよな、」
独り言のようにいるにぃがカレンダーを見つめる
豪華に盛られた朝ごはんもその言葉で、少し多くなった気がした。
瑞「そッぅだね、」
言葉が途切れて、詰まっていく。喉の奥に鉛がつく。
緑「別に、保健室いてもいいよ、?」
優しく、紅色の瞳が突き刺す。
瑞「ぇッと、みんなと挨拶したら保健室いる…ッ!」
段々と小さくなっていく声の中で自分の宣言が部屋に響く。
黄「ぇ、!大丈夫なん!?無理やったら早退してもええけど…」
心配そうな瞳で見つめるみこにぃに微笑み返す。
瑞「みんな心配しすぎだよッ!いまはもういないんだし、ね!」
無邪気に頬を緩める。
緑「それじゃぁいいけどねぇ?、」
赤「心配なものは心配じゃん、?」
瑞「でッでももうさ!時間ないから行っちゃお!」
そんな煩くも、微笑ましい光景に桜の匂いが通った。明るいリビングも一瞬で冷たい空間で、睨みを飛ばしていた。
静かに、ただ偽の笑いで、らんさんは家を出ていった。少し苦しそうに俯いて、制服の裾を握っていた。
紫「んッだよあいつ…」
「ほんとうに気持ちわりぃッ!」
少し怒りながらもいるにぃが学校の準備を進める。真新しい教科書を少し胸に抱いて、鞄にしまった。あの時とは少し違う楽しみがあった。
紫「~ー____!!」
赤「w____ー!!」
黄「__!!~~//」
緑「w__ !!」
瑞「~~~!!!」
会話に混ざりながらも、足は弾んでいた。
学校。皆と勉強して、いっぱい仲良くなるところ。そんな夢物語を何度思い浮かべただろうか。羨ましがっただろうか。鞄に着いたキーホルダーが静かに揺れた。
職員室に言って、クラスを聞く。不安と楽しみが一気に襲いかかる。
教室に入り、番号順に揃えられた机に座る。自分に沢山の視線が向いて、少し緊張があった。一番端の、太陽がかかる席に座る。先生が、ドアをあけ、入って来た。そして、自分に視線を落とす。
先生「皆さん、転校生がいますよ。」
少し温かい声で迎えてくれている様な気がして心が嬉しくなった。
瑞「ぇっと、六奏こさめですッ!!」
「いっぱい仲良くしてくださいッ!」
精一杯元気な声をだして、自己紹介をする。全ての視線が温かい瞳に変わり胸を降ろす。
先生が頷いた時に少し緊張しながらも言葉を繋げる。
瑞「ぇッと、こさめ、僕は」
「前の学校で″虐め″というものを受けていました。」
「なので、少しの間保健室で学習を進めます、」
「普通の人と変わらず接してくれることが一番うれしいです、よろしくおねがいしますッ!」
鼓動が早まるなかで皆は拍手で自分を迎えてくれた。ポケットの中で静かに握りしめていたイヤリングを静かに取り出して、保健室への足を進めた。
保健室では、前の空気とは違い、暖かい安心できる場所だった。
保健室の先生も優しくて、沢山話してくれた。
先生「今日も、一人来ると思うんだけどいい、?」
少し躊躇いがちながらも先生が聞いた。
先生「たしか、お兄さんだったよね、」
「らんさんってわかる、?」
自分のイメージとは違う、名前が出てきて驚きを隠せなかった。
瑞「ぜッ全然大丈夫です!」
そう何気ない会話を交わし、笑い合っていた時、保健室の扉が開けられた。
桃「は″ぁ゙ッ、せ″んせぃ゙ッ」
瑞「ッ、!?」
涙で溢れたらんさんが教室のほうに倒れ込んだ。驚きと心配が静かに混じり合っていた。
ベットに寝ているらんさんを横目に床に目をやると「障害者手帳」と書かれた手帳が落ちていた。
瑞「先生、これなんですか、?」
手帳を手に持ち、先生に問い掛ける。
先生「ぁ‐、これは障害者手帳っていってね、障害を持っている人に優待が効いたりするの。」
その話をしている中で、らんさんが起きてきた。
いつもの笑顔を見せて、先生と他愛ない会話を交わす。ベットに戻り、また目を瞑っていた。
そして、気になる言の葉を口にだして聞いた。
瑞「せんせい、色盲ってなんですか、?」
先生「…色盲はね、自分たちが見えている赤や青の色が白黒に見えちゃう障害なの。」
その言葉で、色の言葉で、心の中にあった紐が解けた。多少魘されながらも静かに寝るらんさんに、少し見覚えがあった。
小学生の頃、球技大会で他の学年が自分達の学校に来ていた。窓側の席で、虐められている自分を憎みながらも外を見つめていた。
朝礼台に立って、言葉を言っていた。その中で目についたのが、前髪が桃色の男の子だった。
泣いているのか、目を擦りながら口を開く。
少し震えている体を、後の他校の子が押した。バランスを崩し、朝礼台から落ちる。皆の口角が上がっていてただ転んだだけだと思われていた。少し仲間だと感じて、授業に戻った。
泣いている仕草や、見た目。その全てがあの子と一緒だった。
風に吹かれ、緩んだ袖から見えた痣や火傷の跡が心に深く残った。
瑞「せんせい、らんさんって虐められてるんですか」
先生「それは、本人が言ってくれるまで待とうか。」
本人に言ってもらえるまで。その重い永いつかに崩れ落ちた。
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初コメでもコメントでもたくさんください!
なんかがちめに話それてる🙄
ごめんね
ではでは、ばいばい