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あぁ人生終わったな…
そう感じた。
その時、
「あ!千葉八くん! 」
と後ろから彼の名前を呼んだ声が聞こえた。
「あぁ 美優ちゃん」
そして彼も相手の名前を呼ぶ。
美優ちゃん…あ、彼女‥
このままだと美優ちゃんが危ない俺は彼女を守ると決めた。
「…ねぇ茜」
いつもよりも少し低い声で俺の名前を呼ぶ。
「何」
俺は少し警戒した
「ちょっと来て」
「美優ちゃん、別れよ」
と彼は言った。
「はぁ!?なんで!?」
やはりそうだろう
勝手に別れようなんて言われたら驚くに違いない
「でも無理強いはしないからね」
「今までありがとう千葉八くん」
彼女もなぜそんなすぐに別れられるのだろうか。
「ごめんね ありがとう」
「茜、こっちに」
彼に呼ばれた。
うん、と返事をし恐る恐る彼の方に行く。
そして彼は、俺をあの場所へと連れて行った。
あの場所というのは、たくさんの女性の亡骸があった場所だ。
「茜ってさこいつら見えるよね?」
こいつらって、さすがに女性のことをこいつら呼びするのは良くないのに今は、そんなことを考える余裕がない。
俺は、見える、とだけ返した。
すると彼は、言った。
「やっぱ霊感強いやつと友達になるんじゃなかったわ」
何を言ってるんだ。
先に話しかけたのはあんただろと行ってやりたい。
「茜には悪いけど死んでもらうね」
は?何言ってるんだ。
「なんで、」
彼は、笑っていて、そして恐ろしい視線で俺に話しかけた。
「霊感強いやつは、おれの人生の邪魔になるの」
「そんな考え自己中すぎんだろッ!!」
俺は、人生初めて人にキレた。
そして初めてキレた相手が小鳥遊とは、、
「うるっさいなぁ」
「じゃあ選択肢あげる」
なんの選択肢なんだよ
なんで人生終わりそうな時に選択肢なんだよ
バカか
「1つ、おれが茜を殺す」
「2つ、茜が自分で死ぬ」
「3つ、死にはしない程度の半殺し」
「さぁどれがいい?ニコ」
最悪だ、どのみち全部苦しい、でも生きていけるには3を選ぶしか無い。
でも、半殺しが一番苦しい。
かと言って俺が自殺するのも勇気がいる。
なら、彼が殺すなら?
でも嫌だ。死にたくない。まだ生きていたい。もっと楽しみたい。
ねぇまだ?、と彼が言う。
人生の境目なんだから悩んで当然なのになぜこいつは、さも当たり前のように言うのだろう。
やっぱり、3だな。
「決まった。」
「3番ねわかった。」
やはり感がいい。
「待て!1つだけ質問させて」
しょうがないなぁと呆れながら言う彼の次に俺は口を開く。
「あんたは、なんで感がいい?」
沈黙は、続いた。
聞いてはいけなかったのかもしれない。
そして、やっと彼が口をさした。
「茜、もう選択肢なんかない。」
「お前は、おれをどん底に落とした。」
「これからゆっくり傷つけてあげるからねニコ」
もう嫌だ。
俺は、もう…だめなんだ。
お願い、お願いします……
さようなら、と言った瞬間、腕を浅くでも長く何かで切られているような感覚だ。
「茜、痛い?」
「でもねこの線をもっともっーとつけたいから我慢してね」
「ッ!! 」
痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。
つ〜とカッターで浅く掘られている。
「よし、両腕できた。」
「あーどうしよ茜可愛いしおれのペットにしようかな」
そうしよと何かを決めたらしい。
すごく痛いから周りの声なんて全然聞こえない。
「ほーら立てる?立てるよね?」
何も聞こえないのに圧は、感じる。怖い…
「なんで立たないの?」
と言われた瞬間グリッと腕を踏まれた。
「い゙ッ~~~……」
叫ぶこともできないくらい痛い。
血がどんどんでてくる。
「茜、痛い?」
痛いと聞かれたのがわかったから俺は コクと頷いた。
「そっかじゃあ腕切り落とすねニコ」
そう言われた瞬間すぐに腕が切られたのがわかった。
あぁ〜だめだ。血が止まるどころかたくさん出てくる。血がどんどん出てくるから頭が痛い。目眩がする。視界がくもってる。そのせいで体が動かない。声も遠くなっていく。
これでおしまいか。
現在
助けてください。
一度だけ、チャンスを下さい
人生を変えたい。人ともう少し喋りたい。
本当に”彼”以外と話すから。
そして、俺は第二の人生が開かれた。