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うおおおお第1話から激アツ展開すぎる!!😭💕 律稀くんの心臓バクバクが病気由来なのか恋由来なのか分からなくなる感じ、リアルすぎて胸がぎゅってなったよ…!勇斗くんの「一目惚れってことにしときます?」とか「可愛くて好きになっちゃいそう」ってズルすぎない?!?! しかも隣の家に住んでるとか運命すぎるやろ…!!入院中の見舞いに来てくれて「律稀くんいないと登校が全然楽しくない」ってさらっと言うの、反則級の破壊力なんだけど…?! 手術前の「頑張れよ」も短くて優しくて泣ける…次回が待ち遠しすぎるよ〜〜!!🌸
僕は今春、県立南高校に入学した清野律稀。
僕には先天性の心疾患があり、入退院を繰り返している。
今日のために本当にずっと頑張ったんだ。入学式だけは、、!!って思って。
その願いが叶って入学式の三日前に退院して、準備をしてきた。
学校に行く時の車の中でもすごくドキドキしていた。
着いてみると、校舎はすごく綺麗で、でも歴史を感じて。
クラス発表の紙が張り出されているところがどこか分からなくて、
勇気をだしてたまたま横を通った人に聞いてみた。
「すみません、、」
と声をかけると、僕好みの顔の男性が振り向いた。
「なんですか、??」
と返ってきた。これだけのやり取りでも鼓動が高鳴る。
だって僕、女の子に興味がないから。男が好きだから。
「あ、えっと、、クラス発表の紙がどこに張り出されてるか分かりますか、??」
と聞いてみると、、、
「あ、、俺分かりますよ。一緒に行きましょ。」
と一緒に行ってくれることになった。
その時に僕の心臓は痛いと感じるほどバクバクしていた。
多分もうこの時にはこの男性のことが好きになっていたから。
少し歩くと、クラス発表の紙が張り出されているホワイトボードが見えた。
その男性にお礼を言ってクラスを確認していると、、
「1年2組、、清野さん、、俺と同じですね、w」
と言ってきた!?
「え、あ、え、なんで僕の名字知ってるんですか?!」
「名字書いてあるやつ、、ブレザーについてるから。」
「あ、、」
嘘でしょ、??!!?!
僕の好みどストライクのこのお兄さんと?!?!
クラスが同じだと???!!?!
もう僕これから学校行けないかもしれない、、、
と思いつつ教室に入って席につこうとすると、、
「清野さんの隣失礼しまーす。」
とさっきのお兄さんが?!?!
「え??え??」
と頭が回らずあわあわしていると、、
「嫌でしたか、??」
と聞いてきた。
あーもう僕ドキドキしすぎて冗談抜きでまた入院しそう、、、
「いやじゃ、、ないですけど、??」
「じゃあなんなんです?その焦りは。」
と壁ドンのような形で質問される。
もう僕死んじゃうって、、無理だって、、
「え、、え、、」
「あ、、すみません、、、w」
ダメだ、、一目惚れだ、、
人生で初めての一目惚れだ、、
やばい、、ドキドキする。僕もう心臓バックバクになりすぎて死んじゃうかも、、
「名前、、言ってなかったですね。」
「え、??」
「俺、、天宮勇斗って言います。よろしくお願いします。」
「あ、、よろしくお願いします、、僕、、清野律稀って言います、、」
「律稀さんか、、いい名前ですね。」
あまりのかっこよさに僕が左胸を押さえて机に手をつくと
「大丈夫ですか、??」
とバックハグのような形で背中をさすってくる。
やばい、、いい匂いする、、好き、、
「保健室行きますか??大丈夫ですか??」と
ガチで気にかけてくれているが、、
それどころじゃない!!!
天宮さん!!あなたのせいだよ!!
僕ゲイなのにそんな男狂わせなことされたらそりゃこうもなっちゃうよ!!
「1回保健室行きましょう、、」
もう、、天宮さんといると顔が茹でダコみたいに真っ赤になりそう、、ていうか多分実際なってるけど、、
「顔、、真っ赤ですよ、??」
「あ、、これはその、、えっと、、」
「ふふ、、可愛い。w」
は??可愛いだと???僕が???可愛いだと?!!?!
「……あの、天宮さん」
「ん? なに、律稀くん。」
不意打ちのファーストネーム呼び。心臓がまた一歩、限界に近づく。
「なんで、そんなに優しくしてくれるんですか、、?」
入学式早々、面倒な病弱に絡まれて迷惑なはずなのに。
僕の問いかけに、天宮さんは歩みを止めないまま、少しだけ顔をこちらに向けて、
またあの意地悪で綺麗な笑みを浮かべた。
「さあ? なんででしょうね。……まぁ、一目惚れってことにしときます?」
「ふぇっ!?」
変な声が出た。
一目惚れ? 天宮さんが? 僕に??
嘘でしょ、冗談だよね!? からかわれてるだけだよね!?
「冗談ですよ、w。……でも、放っておけないのは本当だから」
「ちょ、、ちょっと、、心臓に悪すぎます、、」
「そういうとこ。可愛くて好きになっちゃいそう。」
「いやっ、、え????」
「いや、、もう好きになってるかも、、なんてね。」
顔がまたかあぁぁと真っ赤になり鼓動も早くなる、、
「さすがに冗談ですよね???」
「さあね、、」
は???
男狂わせのプロが降臨しました、僕も無事狂わされた側です。
「はぁ、、こんな長い髪してると律稀くんの可愛いお顔が見えないじゃん、、イライラするなぁ。」
は?可愛い?僕が?
ワンチャンス天宮さんもゲイなのでは??
いや。ゲイであって欲しい。でもゲイじゃなかったらここまでしない??、、ぁぁぁぁ、、
わかんないよぉ、、心臓バックバクだし、天宮さんいい匂いするしかっこいいし、、
またあの病院にお世話になりそうだな、、お母さんごめん。
僕ももう病院にお世話になりたくないんだ。だけど天宮さんって人が僕の心臓を痛いほど鼓動させてくるんだ。
ひどいでしょ???だか結果的に僕は悪くない。もう絶対に病院にお世話になりたくない、、苦しい思いしたくない、、やだ、、
その後僕は保健室で少し休み、入学式に出席した。
入学式の後、担任発表、学活があった。
学活内で自己紹介があった。
みんな次々と自己紹介をしていく中、僕は何を言えばいいかと頭を悩ませていた。
次、、天宮さんの番だ、、
「天宮勇斗です。中学はサッカーやってました。高校では、……まぁ、初日からちょっと放っておけない人ができちゃったんで、
その人のサポートでもしようかなって思ってます。よろしく」
は???え??僕のこと???何事??と頭の中が?でいっぱいになっていると、、
「律稀くんの番だよ。」
と雨宮さんが声をかけてきた
「え、あ、、えっと、清野律稀です、、生まれつき心臓が悪くて入院しちゃうこともあるけど、よろしくお願いします、!!」
と言って座ると、天宮さんが良かった良かった。と背中をさすってくれた。
それはむしろやめて頂きたい。僕からするとありがた迷惑すぎる。
まじで僕好みのいい匂いするし僕好みのかっこいい顔だし優しいし僕の好みどストライクすぎる、、無理、、
学活が終わり、下校することになった。
先生がホームルーム終了の号令をかけると、天宮さんが声をかけてきた。
「良ければ一緒に帰らない、??」
、、、もちろんです。マジでありがたい。本当にありがたい。
「も、もちろんです、、!!」
と僕が返事をすると
「じゃ、行こ、?」
と言って自然に手を繋いできた。
その時僕はびっくりしすぎて咄嗟に手を振り払ってしまった。
「嫌、、だった、??」
嫌じゃない。嫌じゃないのに手を振り払ってしまった。
むしろ好きなのに、、大好きなのに、、
「ごめん、、」
「いや、、僕の方こそ、、ごめんなさい。」
「いや、、俺が悪い。よそよそしいよね。ごめん。」
「だ、、大丈夫です、、」
少し気まずい空気が流れる。
「律稀くんはさ、、どこ中だったの?」
「えと、、藤東中でした。」
「あー、!!県外から来たんだ、、!」
「天宮さんは、??」
「俺は、、岡東中、!」
「あぁ、県内の、!!」
「そうそう。俺県内なんだ。」
「そうなんですね、、」
なんて会話をしていると僕の家についてしまった。
「あ、、えっと僕家ここなので、、また明日、、」
「え?なんだ。俺の家の隣じゃん。偶然だね。」
「え、????」
「明日朝迎えに来るね。」
「え、???えぇ???」
まさかの家が隣で、明日の朝迎えに来てくれることが決定してしまった。
ま、、まじか。嬉しいけど嬉しくない、、、明日もかっこいいんだろうな、、
僕は軽い左胸の痛みを抱えたまま2ヶ月ほど天宮さんと登校、下校をしていた。
その間はすごく楽しかった。学校にも馴染めるようになってきたし、それも天宮さんのおかげ。
でも僕はその後体調を崩してまた入院することになってしまった。
「あぁー、、また入院しちゃったな、、」
「ういーっす。天宮勇斗です。」
「え、?!え?!天宮さん?!なんで??!」
「暇だったので来ちゃいました。ダメだった??」
「いや、、」
「じゃあいいじゃん。」
「ほんとにびっくりした、、連絡くださいよ、!!」
「連絡先持ってないもん。」
「そっか、、じゃあ今交換しましょ、!!」
「うい。」
「……でも、びっくりしました。なんでここが分かったんですか?」
「ん? 律稀くんのお母さんにバッタリ会ってさ。『隣の勇斗くんでしょ? 律稀が寂しがってるから行ってあげて』って。だから、これ」
そう言って天宮さんは、自分の胸元をトントンと指差した。
見ると、彼のワイシャツのネクタイは外されていて、第1ボタンが緩められている。学校の帰りに、そのまま真っ直ぐここへ来てくれたんだ。
「制服のまま、急いで来てくれたんですね」
「まあね。律稀くんがいないと、毎日の登校が全然楽しくないし」
さらりと、とんでもないことを言う。
また心臓がうるさく跳ねて、僕は慌てて布団を鼻先まで引き上げた。顔が熱い。嬉しくて、でもそれ以上に、こんな風に優しくされるのが申し訳なかった。
せっかく家が隣で、明日から一緒に学校に行けるって喜んだばかりだったのに。
僕はたった一週間で、またこの白い天井の部屋に逆戻りしてしまった。
「……天宮さん、あの」
「勇斗、でいいよ」
「え?」
「学校じゃないし、隣の家なんだから。勇斗って呼んで」
天宮さん――勇斗くんは、少し身を乗り出すようにして、僕の顔を覗き込んだ。その瞳が、あまりにも真っ直ぐで吸い込まれそうになる。
「……勇斗、くん」
「うん。何?」
「ごめんなさい。せっかく明日から、一緒に学校行けるって約束したのに……」
俯く僕の頭に、ぽん、と大きな手が置かれた。
驚いて顔を上げると、勇斗くんは困ったように、でも、これ以上ないくらい優しく笑っていた。
「謝ることないって。体調崩したくて崩すやつなんていないんだから。それより、早く治してさ」
勇斗くんは窓の外に目を向けた。病室の窓からは、うっすらと夏の青空が覗いている。
「7月にさ、この近くでデカい花火大会があるんだって。俺、県内だけど見たことなくて。それ、一緒に行こう。だからさ、約束」
勇斗くんが差し出してきた小指。
僕は自分の少し冷たい小指を、彼の温かい指に絡ませた。
「……はい。絶対、一緒に行きましょう」
嬉しい。本当に嬉しい。
だけどその瞬間、僕の左胸は、まるでその幸福を拒絶するように、またチクリと小さく痛んだ。
「でも僕、、昨日しっかり治すには手術が必要って言われて、、」
「ほお。」
「、、それだけですか、??」
「ごめんごめん。で、その手術はいつ頃なの。」
「6月末くらい??」
「あー、??今月じゃん。」
「そっか」
勇斗くんは短くそう言うと、パイプ椅子の背もたれに体を預け、天井を仰いだ。
驚くでもなく、深刻ぶるでもない。そのいつも通りの態度が、張り詰めていた僕の心を少しだけ軽くしてくれる。
「……怖くないの」
「え?」
「手術」
真っ直ぐに僕の目を見つめてくる勇斗くんの瞳に、ほんの一瞬だけ、言葉とは裏腹の硬い光が混ざった気がした。
だけど、彼はすぐにいつもの調子でふっと笑う。
「まあ、律稀くんなら大丈夫っしょ」
「そんな適当な……」
「適当じゃないし。だってさ、6月末に手術受けて、7月に退院して、そんで一緒に花火行くんだろ? スケジュール完璧じゃん」
「、」
「だから、ちゃんと待ってるわ。隣の家で」
そう言って、勇斗くんはサイドテーブルのスポーツドリンクを指先で小突いた。
「それ飲んで、早く寝ろよ。じゃ、また明日」
「あ、天宮さ……勇斗くん」
「ん?」
「……ありがとうございます。また、明日」
「うい」
ひらひらと片手を振って、勇斗くんは静かに病室を出て行った。
パタン、とドアが閉まる。
急に静かになった部屋で、僕は自分のスマートフォンを見つめた。
さっき交換したばかりの、勇斗くんの連絡先。
『また明日。』
画面の向こうの彼に、心の中でそう呟く。
窓の外からは、遠くを走る電車の音が微かに響いていた。
この時の僕は、まだ何も知らなかった。
やがて時は流れ、手術前日になった。
天宮さんから一言だけメールが来ていた。
「頑張れよ。」