第一話がこんなにも遅くなるとは…
まぁ行ってらっしゃい。
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SIDE, 春夜
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傭兵を斬って村に入る
血が付いた私が来たからか村人達は慌てている
“悪魔の再来だ”とか“我らを消す気だ”とか
私も此奴等も馬鹿だなぁ、なんて…
『…馬鹿じゃん』
そう小声で呟いた
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SIDE, 碧
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あの人もこの人も助けてくれない
そう思い乍門の近く迄歩いてきた
……なんでだろう、皆慌てている
血の匂い、門の外に倒れている人。
よく分からない
「何が起きてるの?
ね、ねぇ、一体何が…」
村の人達は“悪魔”とか言っている
…悪魔が来たのかな
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SIDE, 春夜
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『あの子かな』
私は悪魔と罵られながら、
黒い手袋を付けた少女を探していた。
……なんだか私と似てるなぁ、なんて思い乍。
…一つの選択を間違えれば、
悪魔にも成れる人間がいる世界で
正義なんて無いと知りながら…
正義を求めている私は馬鹿。
『ねぇ、ちょっと君、こっちに来てくれる?』
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SIDE, 碧
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「…僕?」
黒髪で、血のついた人に声を掛けられる。
呆然と立ち尽くす村の人
嗚呼、この人が悪魔なんだな
「助けて、ください
研究所から…逃げて、来たんです」
藁にも縋る思いで助けを求める。
…僕に、感情があれば
此処で泣いていただろう。
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後書きでーす。
線付いてるけど別に良いかなぁと思われり
漸く二人が出会いましたねー、
よっ、キョーダイ!
約600文字だから少ない🦆。
んまぁ、じゃねばい!
次回もふてーき!
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