テラーノベル
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玲子が窓際でタバコを吸っていると男性が来た。
「あら依頼かい座りな。」
男性は汗を拭きながら椅子に座った。
「オラの村は呪われてるんです昨日も行方不明者が出たんです。」
「神隠しだろうけど捜査しまししょうか。」
玲子は立ち上がり真剣な面持ちで男性を見た。
「汽車がもうすぐ来ます行きましょう。」
「ええ案内して下る?貴方の村に。」
二人は9時出発の汽車に乗った。
「東京からだいぶかかりますぅ。」
「構わないわよ謎が解けるもの。」とニマリと笑った。
村に着くと閑散としていて少し不気味だ。
「神隠しの謎はあの木ね。」
「何ですて。」男性は目を見開いた。
「おそらく隠れんぼして連れ去られたのよ。」
「じゃぁ犯人は…。」玲子はタバコを吸って「まだ何処に潜んでるかも。」と小声で言った。
二人が歩き出すと少女の悲鳴が聞こえた。
「彼処じゃ。」
「お嬢さーん。」と優雅な声で叫んだ。
「死んでるよ…。」
「手際の良い犯人ね声は蓄音機から流れてるわ。」
玲子の冷静な声にガクブルしながら頷いた。
「じゃぁ録音したんだとんだサイコパスだ。」
「そうね悪趣味だわ。」目は怒りに燃えていた。
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