テラーノベル
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今日はoffの日なのでBroooockは
のんびり過ごしていた。
どっかのファストフード店の
ハッ〇ーセット とかいうやつになれるくらい、 nakamuはBroooockの近くに ずっと
いてくれている。
最高すぎる。
ソファで、BroooockがNakamuの膝に頭を乗せる。
「ねぇ、5分だけ。5分でいいから寝かせて」
「はいはい、また甘えてくる」
「お前の膝がいちばん落ち着くんだよ……」
言葉は軽いけど、Broooockの表情はどこか
切実だった。
それを見て、Nakamuはそっと髪を撫でた。
誰よりも早く起きて台本を読み込むBroooockのことを、彼は知っていた。
「……頑張りすぎ。俺にもっと頼って」
「もう頼ってるよ。nakamuがいなかったら、
ここまで来れてないし」
「Broooock……」
「マジで。君だけなんだ、
僕の全部見てくれるの」
目を閉じたBroooockのまつげが、小さく震えていた。
こんなふうに誰かに甘えられるのは、きっとNakamuだけ。
そう思うと、胸が少しだけ苦しくなる。
「俺もだよ。お前じゃなきゃ、ダメなんだよ」
そんな言葉、ふたりとも照れくさくて配信じゃ言えない。
だけど今は、ふたりだけの時間。
一切の音がない中で、呼吸だけが重なっていく。
やっぱり、もう無理かもしれない。
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