2日目の朝
ws視点
昨日からシェアハウスをしている。沢山話せると思った。でもヴァンさんは…
vn「つぼ浦~?💢」
tb「青先~、助けてください」
ao「うちのつぼ浦を虐めないでください」
vn「虐め?アイツが悪いんだろ」
つぼ浦っていう奴とずっと一緒に居る。
dy「皆さん、朝ごはん出来ましたよ~」
下の階のキッチンから堕夜が皆を呼ぶ。
ws「…」
私は1人でキッチンに向かう。
後ろからつぼ浦と言い合うヴァンさんの声が聞こえる。
机の上には大量の料理が並んでいる。昨日の御馳走が多すぎて残ってしまったのだろう。
km「お、おはようございます」
dy「あ、今日は早いですね」
気まずそうに目を逸らすキミトスと元気な堕夜が出迎えてくれた。
dy「あれ?他の皆さんはまだですか?」
ws「上で喧嘩してたぞ」
dy「はぁ、分かりました。行ってきます」
キミトスと二人きりになり、さらにキミトスが距離を離す。キミトスは何かを言いたいのか口をモゴモゴしている。
dy「呼んできましたよ、皆で食べましょ」
ヴァンさんを見た瞬間、目頭が暑くなり涙が出てきた。
ws「もう行く」
席を立ち上がり、階段を急いで登り自分の部屋に行った。後ろからキミトスが走ってきて自分の部屋に入った。
km「はぁはぁ、さすが…です」
息切れしながら、隣に座る。
ws「なんで着いてきた」
km「なんか…あったのかなって」
ws「何だそれクス」
km「昨日から元気無かったですし」
キミトスは怯えながらも自分のことを気にしていたらしい。
km「それに俺に八つ当たりしてきた時、何か言いたそうでしたし」
ws「そうか…すまんな」
km「最初は怖かったっすけど…今は大丈夫です」
ws「ハハッ、そうか」
km「悩み事なら全然聞きますよ」
ws「ありがとな」
キミトスに勇気づけられ、2人でキッチンに向かう。 キッチンには堕夜とヴァンさんが向き合って話していた。
km「堕夜、ボス!?」
dy「兄貴!!急に立ち上がってどこに行ってたんですか!?」
km「ごめん…」
ws「ヴァンさん、話がある」
vn「あぁ、分かった」
ws「(頑張ろう)」
コメント
1件