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ソラ side
気づいてた 。 チリちゃん が 僕 の こと を 好き だって 。
僕 も 、 チリちゃん を 好き だった 。
でも 、 僕 の 好き と 、 チリちゃん の 好き は 違った 。
僕 は 、 自分 でも 気持ち悪い 位 に チリちゃん に 対する 愛 が 重い 。
他の人 と 話してる の だけ で 、 腸 が 煮えくり返る 。
僕 が 居ない 所 で 、 呼吸 を してる のが 妬ましい 。
今日の だって 、 取ってつけた ポケモン と 一緒に 瀕死 に してやろう かと 思った 。
それに 、 あいつ が 使ってた のは 、 【 いわ タイプ の ポケモン 】 だった 。
許せない 。
許さない 。
チリちゃん は 、 僕 の もの なのに 。
【 いわ タイプ の ポケモン 】 ” なんか ” を 使う あいつ が 、
なんで チリちゃん と 話してる の ？
本当 に 殺したくなる 。
僕 は きっと 、 チリちゃん と 付き合えた 所 で 、 満足 できない 。
きっと 、 監禁 したく なる 。
僕 だけ の もの に したく なる 。
挙句の果て には 、 心中 したく なる 。
だから 、 【 この 気持ち 】 に 蓋を した 。
だから 、 この 【 好き 】 は 、 友達 として って こと に している 。
だから 、 今日 も 僕 は しらばっくれる 。
「 一緒 友達 だもんね 」
そう 、 作り笑い して 。
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