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こさめちゃんの「好きだけど、すっちーが見てるのはやっぱりみこちゃんなんだ」って気づきのシーン、すごく切なかったです。みこちゃんがすっちーの好きなもの覚えてるのに対抗できないもどかしさとか、「恋って難しいね」ってぽろっと零すところ、胸がぎゅっとなりました。三角関係の空気感が繊細で、続きが気になります!
🍵「ねぇ、こさめちゃん」
帰り道。
すっちーが隣でふわっと笑った。
🍵「今度みんなで遊び行かない?」
🦈「行く!」
即答だった。
👑「早」
前を歩いていたみこちゃんがくすっと笑う。
🍵「どこ行きたい?」
🦈「水族館!」
🍵「うわ、ベタ」
🦈「いいじゃん!」
こさめがむっとすると、すっちーが「かわいい」と小さく笑った。
その一言だけで、また心臓が忙しくなる。
ずるい。
ほんと。
👑「じゃあ水族館にする?」
みこちゃんが振り返る。
夕焼けの光で髪がふわっと赤く見えた。
🦈「え、ほんと!?」
👑「いいよ」
🦈「やったぁ!」
こさめはぴょんっと跳ねた。
その反応に、二人とも笑う。
👑「……こさめちゃんってほんと素直」
みこちゃんが優しく目を細める。
🦈「え、そう?」
🍵「うん」
👑「感情全部出る」
すっちーまで頷いた。
🦈「えぇ〜」
そんなに分かりやすいかな。
その時。
👑「そういえば」
みこちゃんがぽつりと言った。
👑「すちくん、水族館好きだったよね」
どくん。
こさめの胸が小さく揺れる。
🦈「……そうなの?」
知らなかった。
幼馴染なのに。
するとすっちーは少し驚いた顔をした。
🍵「覚えてたの?」
👑「去年話してたじゃん」
🍵「あー……言ったかも」
自然な会話。
でも。
その空気が、少しだけ苦しい。
みこちゃんは、すっちーの好きなものを覚えてる。
すっちーも、それが嬉しそうで。
🍵「……こさめちゃん?」
気づけば、すっちーが覗き込んでいた。
🍵「また静か」
🦈「えっ、あ、別に!」
慌てて笑う。
だめだ。
こんなんじゃ。
🦈「水族館楽しみだな〜って思ってただけ!」
半分本当。
半分嘘。
🍵「ふふ、そっか」
すっちーは安心したみたいに笑った。
その笑顔を見て、また胸が痛くなる。
好き。
好きだけど。
すっちーが見てるのは、やっぱりみこちゃんなんだ。
駅前に着くと、人通りが増えてきた。
👑「じゃ、俺こっち」
みこちゃんが小さく手を振る。
🦈「あ、もう?」
👑「うん」
🦈「そっかぁ……」
なんとなく寂しくなる。
するとみこちゃんは少しだけ迷うみたいに目を伏せて、それから笑った。
👑「また明日ね、こさめちゃん」
🦈「うん、また明日!」
こさめが笑い返す。
その瞬間。
みこちゃんの目が少しだけ柔らかく細められた。
……なんか。
その顔、好きだな。
すっちーが好きになるのもわかる
ぼんやりそんなことを思っていると。
🍵「みこちゃん」
隣で、すっちーが静かに呼んだ。
🍵「また明日」
その声が、少しだけ特別に聞こえてしまって。
こさめはまた、胸が苦しくなった。
みこちゃんが去ったあと。
隣にはすっちーだけになる。
本当は嬉しいはずなのに。
🍵「……こさめちゃん?」
🦈「ん?」
🍵「今日ほんと元気ない?」
優しい声。
こさめは少しだけ笑った。
🦈「……恋って難しいね」
ぽろっと零れた本音。
するとすっちーが、一瞬だけ目を見開いた。