テラーノベル
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椎名
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ぷち
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#ツイステッドワンダーランド
霜
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コメント
1件
わかる〜この作品の「闇とユーモアのバランス」が本当に絶妙だよね🥀 幻太郎の腹黒さ、麻里衣さんの純粋な怖がり方、三郎くんの「刺激が強い…」ってツッコミ全部好き。 しかも最後、「実はただの娯楽施設」っていう裏オチがありそうで、そこもまた幻太郎らしい。 この後みんながどんなリアクションするのか、もう続きが気になって仕方ないよ…🌙 ぷちさんのキャラ描写、重くなりすぎなくて、でもちゃんと心に残るんだよね。次回も楽しみにしてます!
『言葉で紡ぐ恋のライム』
〜マイクで紡ぐ恋の予感?〜
番外編26『心霊スポットに行きましょう!』前編
ある日のこと。
『皆さん、来週空いてませんか?』
『藪から棒にどったの?げんちゃろ。』
『小生の次回作が心霊ものに決まったんです。』
『し、心霊もの…?』
『はい。ですからその為に色々調べておきたいのですよ。』
『ぼ、僕は絶対行かない!』
『乱数昔から怖いの嫌いだもんな〜。』
『一郎うるさいよ。』
『来週か〜俺はOFFやな。』
『俺も土曜日やし休みやな。』
『みなさん予定は大丈夫みたいですね。おや?麻里衣さんはどこへ…。』
コソコソ…。
『麻里衣さん?(圧)』
『っ!わ、私は行きません!仕事ですから!』
『おやおや、嘘をつくのが下手ですね。麻里衣さんの来週の予定はOFFですよ?小生が、把握済みです。』
『なんで知ってるんですか!とにかく嫌です。私は怖いの苦手なんですから。』
『じゃあ僕とふたりきりだね。お留守番してよ?』
『誰がさせるかよ!』
『左馬刻ったら大人気ないなぁ。僕がなにかすると思ってるんだ?』
『左馬刻だけじゃなくて他のみんなもそうだろ。』
『残念だなぁ。』
『乱数。着いてきたら麻里衣さんの可愛いところが見れますよ。怖がってるところとか。』
『行く(低音ボイス)』
『お姉ちゃんドンマイ…。』
『当日朝から逃げ出してやるわ。』
数日後――
『と、いうわけで、東京都心から離れた心霊スポットにやって参りました。』
『見張ってるなんて聞いてないわ…。幻太郎さんの意思がすごい…。』
『このトンネルの奥に廃村があるんです。
その廃村でおぞましい事件が起きたのです。
村人同士で殺し合うという…。』
『きゃー!やめてくださいー!』
『そして、その怨霊がこのトンネル内に蠢いてると…。』
『もうやだ帰るー!』
(いつもの大人っぽさは何処へ…。幼児退行してるみたいで可愛いな。)
『全く、怨霊なんているわけないだろ。信じてるのは二郎くらいだろうね。』
『じゃあなんで来たんだよ。』
『お前が一兄に迷惑かけてないか見張るためだよ。』
『あぁ!?』
『では、みなさん行きましょう。はぐれないように――。』
懐中電灯をかざして奥へ進む。
ぴちょんっ。ぴちゃ……。
『ひっ。』
『雨音ですね。この当たりは湿ってるみたいだすから。』
『もう嫌帰りたい…。』
前方チーム
FlingPosse。麻天狼。MAD TRIGGER CREW。
『おや、後方チームの方遅いですね。』
『まりぃちゃんが怖がってるから中々進まないんじゃないかな?』
『ふふ、可愛い子猫ちゃんだね。』
『スーツ脱いだらお前だって怖いだろ。』
『少しここで待ってるか。』
『そうですね。すぐに、合流すると思います。』
『銃兎。ライター寄越せ。』
『マイペースだな、お前は。』
『未知なる所へ冒険に行くのだ。常に緊張感を…。』
後方チーム
BusterBros!!!どついたれ本舗。Bad As Temple
『…なぁなぁ。盧笙。』
『なんや。』
『こういう時…脅かしたら好きになるっていう吊り橋効果ってのがあるやん?やってもえぇ?』
『は?まさかお前、麻里衣ちゃんのこと脅かす気か?やめろや、あんなに怖がってるんやし。』
俺は簓を止めようとする。
『百合菜…手、離さないでね……』
『はいはい、分かったよ。』
『もう帰りたいわ…』
と、その時――。
『麻里衣ちゃーん……( ̄▽ ̄)』
暗闇の中ライトに照らされた簓さんの顔が目の前に現れる。
『きゃぁぁぁぁ!!』
『!?後ろの方からだ!』
『麻里衣さん!?一体何が……。』
『ま、麻里姉!?お、落ち着いてください……っ!』
麻里衣さんが三郎に抱きつく。
『もう無理帰る〜!』
『っ…。』
(中学生の僕には刺激が強い…っ。)
数分後。
『ぐすっ。ぐすんっ。』
『落ち着きましたか…?』
『うぅ、幻太郎さんなんてもう嫌いです…なんでこんなとこ…。』
『ふふ、まさにこれがギャップ萌えですね…。いつもと違う麻里衣さんの意外な一面……筆が進みます。』
『お前…本のことしか考えてないんだな…』
『おかげで三郎氏もいい思いが出来たでしょう?』
『ふんっ。』
『このまま歩かせる訳にはいかねぇし…よし、誰かおんぶしてやれ。』
『!!』
『ほんなら俺が…』
『てめぇはダメだ。泣かせた元凶だろ。 』
『麻里姉、誰におんぶされたいですか?』
『……。』
クイッ。
『!』
『一郎君…。』
『お、俺っすか?』
『コクンッ。』
一郎君の背中に乗る。
『あ、安心してくださいね、俺が守りますから。』
『流石MC.B.B…ビッグブラザー…。』
『では、気を取り直して。進みましょう。』
廃村
『着きました。ここがその廃村です。』
ヒュォォォ…
『ごくり…。』
『では、ここからはチームに分かれますよ。
この廃村のことを調べる為に手分けして欲しいのです。行って欲しい場所は6つ。』
小生は紙を広げる。
1つ目 狐火神社
狐の炎が蠢くという呪われた神社です。
2つ目 鏡の屋敷
無数の鏡が張り巡らされ自分が自分じゃなくなってしまうようなお屋敷です。
3つ目 人形部屋
100を超える日本人形が飾られてるお部屋です。
4つ目 紅桜旅館
血に染ったような赤い桜が咲いている旅館です。
5つ目 お墓
死者が眠るお墓ですが…今日は彼らの月命日…もしかしたら彼らの魂がうろついてるかもしれませんね…。
6つ目 事件が起きた呪われた場所 殺冥(あやめ)と呼ばれている…本会館です。
『では、振り分けますね。』
数分後。
『BusterBros!!!のみなさんは人形部屋を。』
『MAD TRIGGER CREWのみなさんは鏡の屋敷を。』
『我々FlingPosseは本会館へ。』
『麻天狼のみなさんはお墓へ。』
『Bad As Templeのみなさんは狐火神社へ。』
『どついたれ本舗のみなさんは紅桜旅館へ。』
『そして、麻里衣さんは我々と本会館へ。
百合菜さんは麻天狼のみなさんと。』
『よりによってなんで本会館なんですか…』
『その方が…面白いからですよ。』
『っ……。』
ニヤリと私を見つめて笑う。
(幻太郎の奴楽しんでやがる。ここは心霊スポットでもなんでもなく…ただの娯楽施設なんだけどな…。知ってるのは俺と幻太郎だけだけど…他の奴らもなんとなく察しはついてるんじゃねぇか…?)
次回、後編へ続く!