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※学パロ
※全員同い年設定
※キャラ崩壊気味
※モブ女出しゃばります。
💙side
太「やばー!!ケータイどっか行った!!!」
帰ろうとロッカーで身支度していたところ、ケータイがないことに気がつき、急いで校舎に戻っていた。机の引き出しに入れてそのまま出てきてしまったのだろう。
自分のクラスの前に到着すると何やら話し声が聞こえた。どうやら数人の女子が話しているようだった。
(ガールズトーク中に入んの、だいぶ気まずいなぁ…)
少しだけ中を覗いて様子を伺うと、勇斗の席を囲んでいるようだ。よく見ると勇斗の席には吉田さんが座っていた。
A「お前さ、佐野くんのなんなの?」
B「ずっと付き纏ってて、キモいんだけど?」
C「ただの幼馴染のくせに佐野くんにベタベタして、キモすぎる(笑)」
(あー確か3人のうち1人の子、この間勇斗に告って振られとった子やな…)
あからさまな妬み嫉みをぶつけられている吉田さんは俯いたまま何も話さない。勇斗以外と話しているところを見たことないが、こういう時でも話さないとは、変わったやつだなと感じる。
C「ねーなんでずっと黙ってんのー?」
B「話すこともできないんですか??(笑)」
C「てか、佐野くんのストーカーってことは、佐野くんのこと好きなの?え?(笑)」
B「えーホモってこと??(笑)きもー!!(笑)」
A「お前、キモすぎだろ(笑)ちゃんと物ついてんの??(笑)」
いきすぎた行動に胸糞が悪い。自分も別に吉田さんのことを好きではないが、ここまで言うやつの人間性を疑う。女の子には優しくするように育てられてきたが、これは別だ。
(うわぁ、最悪や。こんな子やったら誰でも告白断るやろ。)
女達に詰められても尚、黙って俯いたままでいる吉田さん。
別に仲良くはないが、流石に黙っていられず出ていくタイミングを探った。
徐々にヒートアップしていき、聞いていられないほどの罵詈雑言が吉田さんに投げられる。
A「なあ!!聞いてんのかって!!立てよ!!!」
吉田さんの胸ぐらに掴み掛かり無理やり立ち上がらせる。流石にダメだと思い、勢いよく扉を開けた。
“ガラガラ”
無機質な音がクラスに響き渡る。
太「あれー???俺のケータイどこ行ったー???」
この空気を断ち切るようにわざと大きな声を出した。
俺が教室に入るや否や、女達はすぐに吉田さんから手を離した。
太「え?!ごめん!!告白中やった??邪魔したなぁ!!(汗)」
A「いや、そんなんじゃ……行こ…」
女達は急ぎ足で教室から出て行った。
吉田さんは小さく震え、腰を抜かしたのか床に座り込んでいた。
太「大丈夫?」
吉田さんのそばに駆け寄り、目線を合わせるようにしゃがみ込んだ。
仁「ご、めん…あり、がと…」
こんな声なんだと思いながら吉田さんの顔を見る。ちゃんと見るのは初めてで、まじまじと見てしまう。
大きな垂れ目に涙を浮かべ、ぽってりと分厚い唇は空気を取り込もうと呼吸を繰り返している。
ふと視線を下げると、胸ぐらを掴まれたせいで、胸元がはだけていた。掴まれたと同時にボタンが取れてしまったのだろう。いつも長袖の彼には珍しく素肌が覗いていた。
太「あ、吉田さんボタン取れてもうてるわ……ッ!?」
仁「…ッ!!///」
見えてしまった。
すごい量のうっ血跡を。
気まずい空気から逃げるように立ち上がり早口で話しかける。
太「い、いやー、俺、ケ、ケータイ?探しに、来たんやったー(棒)」
急いで吉田さんのそばを離れる。
大混乱の頭で必死に無心になるよう唱えながら、探し物に集中する。机を漁ると、お目当てのケータイを見つけた。
ケータイを手に吉田さんに振り返った。
少し落ち着いたようで、胸元を隠しながら、服を整え勇斗の席に座っていた。
太「は、勇斗にはメッセージ送っとくから。さっきみたいな奴らは無視しいや。」
仁「…ありがとう、塩﨑くん///」
急いで帰路に着く。
頭の中は先程見た首筋のことでいっぱいだった。
もしかしたら自分は、なんだかとても大きな勘違いをしていたのかもしれない。
1.2話沢山のいいねありがとうございます😭
久しぶりの投稿にも関わらずたくさんのいいねをいただけて嬉しいです!!
第三者視点の推しCPを見るのが好きなんだよなぁ…自分が推し達の家の壁になりたいと言う思想があるからですかね?笑
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