コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
やっとさっきの部屋から出た
部屋を出ると他の部屋に繋がっていそうな道が
いくつかあった
青菜)「まずは出口を探しましょう」
黒葉)「了解です!」
私と黒葉ちゃんは出口らしきものがないか探した
本当に一体ここはどこなのか
館?城?結構広そうだけど…
どこなのか考えつつ、歩いていると黒葉ちゃんが声を上げた
黒葉)「あ!大きな扉がありますよ!」
カチャカチャ
扉は開かない
青菜)「…開かないわね」
黒葉)「私たち、完全に閉じ込められた…ということですか?」
青菜)「そうね…ただ、まだ他に出られるところがあるかもしれないわ、探してみましょう」
黒葉)「……はい」
?
さっきからやけに黒葉ちゃんが大人しい
まぁ、この状況だと無理もないか
知らないところに連れてこられたんだもの
カチ
!?
電気が消えた
あたりが真っ暗だ
青菜)「く、黒葉ちゃん!大丈夫?」
ギュ
黒葉ちゃんが私の服の裾を掴んだ
黒葉)「こ…こわ‥い……です」
私は黒葉ちゃんを抱きしめた
黒葉ちゃんの頭を撫でた
青菜)「大丈夫、私がいるから」
ずっとここにいるわけにも行かない
私は黒葉ちゃんを抱きしめたまま壁を探す
壁を見つけ、壁にそって他の部屋に入ろうとした
部屋を見つけた
ガチャ
扉を開けると思わぬ光景を目にした
▽)「あー!また負けたぁ…」
◇)「僕に勝とうと思うなんて何百万年早いね〜」
♡)「ババ抜き、お強いんですね」
◇)「ババ抜きに限らず、僕はトランプを使った遊びなら誰にも負けないよ〜」
☆)「なぁに?ババ抜きやってんの?あたしにもやらせてよ〜!」
♤)「…………」
✕)「チッ…さっきからうるせぇんだよ、あいつらボソッ」
✝)「………」
♧)「あの、えっと、そ、そのぉ…」
扉開けると知らない人がたくさんいた
☆)「ん?あ!君たち!あたしたちを閉じ込めておいて一体何する気?」
青菜)「え…というか、あなたたち、どなたですか?」
☆)「あれ?君たちもここに連れてこられたの?
てっきり連れてきた人だと思ったのに…」
♤)「それで……出口探しに行かなくていいの?」
♡)「そ、そうでしたぁ…遊びに夢中になってしまいました…」
▽)「それじゃあ!気を取り直して今から探しに行こうか!」
青菜)「あ、あの…」
♧)「はい?どうされました?」
青菜)「先程出口らしきものを見つけたのですが…」
◇)「え!?じゃあもう出られるじゃん!」
青菜)「それが…扉が開かなくて」
◇)「えぇぇぇ!出られないじゃーん!」
▽)「…とりあえず、この施設?みたいなのを探索しない?探索しているうちに何かは分かると思うんだ」
♧)「そうですね、私は賛成です」
♤)「探索するのはいいけど、そこの青髪の子にうずくまっている黒髪の子は大丈夫なのかしら?」
青菜)「はい、大丈夫です、ちょっとここが怖いらしくて」
♤)「まぁ、無理もないわね、探索は黒髪の子が落ち着いてからでいいわよ」
青菜)「ありがとうございます」
☆)「探索するのはいいんだけどさー、まず初めに自己紹介しようよ!名前とか性格とか知っておかないと接するときに大変だしね!それからさっきから黙ってるそこの2人!自己紹介は強制だからね!」