いっぱいだけど全くしばる未来が見えないゴミ袋。微かにしか見えない床。カーテンがなく綺麗に日に照らされてる部屋。
その視界には微臭がする部屋と机に泣き疲れた母がうせて寝てる。
視点を変えると長い髪。跳ね上がったまつ毛の女の子がうつっている。
ドアに手をかけ小さな「行ってきます」を言い、部屋を後にした。
「おはようございま〜す」
都会の騒ぎが部屋中に聞こえる室内に挨拶をしたら、元気な挨拶がかえされた。
辺りはピンクまみれのかわいい店内。かわいいフリフリワンピースをきている女の子が沢山いる僕のバイト先”メイドカフェ”。
ここは給料が高い。でも、大変だ。
キャッチという客を呼び止めることをしないと給料はまったく上がらない。
今日も猛暑が続くなか長袖をはき、外踏み出す。
夜を頑張り、ようやくあの仕事場からでれた。コンビニで酒とつまみを買い都会を歩く。
色々な声や足音やらがとびかう。
重い足を運んでいたらいきなり誰か分からないがチラシを渡してきた。
視点を向けるとぷるっぷるのアヒル口にしっかりとあがっているまつ毛。さらっさらのロング髪で長袖のメイド服をきた可愛い女の子がこちらを見ていた。
「よ、良かったら、」
目をうるうるしながらこちらを見る姿に俺はがっしりと心を掴まれた。
「…大丈夫です。ごめんなさい」
目をじっと見つめながら言った一言に彼女はしょんぼりした。
俺は足を動かさずに彼女の身体を見る。
なぜ足や顔に絆創膏がはってあるのか。そしてなぜ彼女は身体のなかに汗が垂れたら痛そうな顔をするのか。
「…ね、、ぇ…」
気になりすぎて声をかけようとすると彼女は絶望の顔をしながら真っ直ぐを見ている。
彼女と同じ視線を向けるとヤクザらしき者が何かを探しているように見渡している。
「…、ちょっと、来てください…、ッ!」
「は、ちょ、っ!?」
いきなり腕を引っ張られ路地裏につれていかれた。
彼女は肩ではくはくと息をしていた。
「ごめん…なさい、」
「いや…どうしたの…っ、」
え と声を漏らしてしまった。
彼女はいきなり自分の髪の毛を引っ張り初めた。そしたらいきなりロン毛の髪の毛が取れ、ちょっとボサボサのウルフっぽい髪が現れた。
再度身体の全体を見ると喉仏があり、ちょっと足も筋肉質で女の子ではなく男の子だった。
衝撃でいると男の子が涙目ながらも強い声で言ってきた。
「…あの、ッ助けてくれませんかっ、!」
勢いで言ってしまった一言。
お兄さんに何回目の迷惑で本当に謝りたいが僕もまだ死にたくない。
あいつらは絶対借金とりのやつだ。
見つかったら何されるか分からないけど絶対殺される。
「家…くる?」
お兄さんが僕の目を真剣に見つめながら言ってきた。
そんなことされたのは初めてだ。
僕は目を点にしてしまった。
そしたらいきなりお兄さんがスーツをかぶせてきた。
「なんかヤバいことあるんでしょ?」
きてて と冷静な判断をしてくれた。
僕はそのスーツに手を通した。
少し汗臭いが頑張った証拠っていうことで余計罪悪感が沸いた。
「ほら、行こ」
手をさし伸ばしてきた。綺麗な大きな手。
握ると手汗でべとべとしてるけどとても大人っぽいかっこいい手をしていた。
そして逃げるようにお兄さんと走り出した。
ガンバッタゼ
続きはたこらいふサンのとこでみれます
コメント
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うわ最高、待ってましたわよ♡ 家帰ってきたぞー!!!無事酔ったぞー!
好きすぎて指ぶっ壊れそうだった うへうへうへうへはへへへへへへへへへへ 明日は2000にするか…
やばいあんた最高だけど今ライブ中や