仲間と推しと恋人と

毎週ニコラのところに行く日々を続け、あっという間に次の月になった……

きっとこんなのだから、時間があっという間に過ぎていくんだろな〜

こんな感じでいつの間にか卒業しているんだろな〜

今日は先月から予定していた10周年記念のバーベキュー大会‼︎

蘭には内緒にしてたのに……バレちゃった！

驚かせたかったのに〜

蘭が手伝いたいって言うから〜！

今は、蘭と一緒に会場の前

早く着きすぎちゃったかな？

何か手伝いすることないかな？

原田さんたちまだ来てないのかな〜？

誰もいない……

そうそう！本の件は原田さんと心さん……そしてなぜか榊さんも乗り気でやっている

一人だけできない蘭は、ずっと怒ってる！

何か奢ってあげなきゃ！

桜音先生には今月の初めの方から毎日毎日飽きもせず

「よーぞーらーさーん！まーだー？」

って聞いてくる

その度私は

「はいはい、もうちょっと待ってて下さい」

って言ってる

そろそろ鬱陶しくなってきた

「あっ！原田さん！」

きた〜？

「うん！でも榊さんも心さんもいないよ〜？」

うん？本当だ〜どうしたんだろ？

心さんとか、絶対遅れなさそうなのに……

「何かあったのかな〜？」

「お〜い！」

「ごめんごめん‼︎遅くなって〜」

「二人とも早いね〜」

ちょっと早く着きすぎちゃって！

心さんたちは？

「ああ〜遅れるって〜」

そうなんですか〜珍しいですね……じゃあ、何か手伝うことないですか？

「う〜んじゃあ……具材切るの手伝ってくれる？」

はい！どれですか？

「向こうの部屋の中にあるから切ったり好きなもの作っといていいよ！」

「僕はアミ用意しとくね〜」

「何時から始まるんですか？」

「う〜ん、みんなが来るのは〜……11時〜くらいかな〜」

11時⁉︎あと2時間じゃないですか〜

「本当だ！時計見間違えてた！」

「萌衣！急がないと！」

「出来たらよんでね〜！」

｢｢はい‼︎｣｣

「じゃ、よろしく！」