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師匠@活動終了
宵崎奏side
私たちは、いつも通り、25時にナイトコードで、音楽を作っていた。
「それじゃあ、ラフを送ったから、聞いてくれるかな?」
「OK!ありがとう、K!」
「うん、今回もいい曲だね!」
瑞稀と絵名は、私のラフを褒めた。だけど、まふゆは違った。
「雪は、どう感じた?」
「全く響かなかった」
「ーえ、?」
「私の心には全く刺さってこなかったよ。」
そして雪は、私に聞いた。
「ーねえ、奏。いつになったら私を救ってくれるの?結局口だけなの?」
「ちょ、ちょっと、雪!それは言い過ぎじゃない?」
「瑞稀は黙って」
まふゆは瑞稀を一蹴した。
「もう少し、時間が、ほしいかな」
すると、少し時間をおいてまふゆが言った。
「ねえ、ニーゴから抜けたら?」
「は?まふゆ、あんた!何言ってんの!?」
「そうだよ、まふゆ!奏がいなかったら音楽が作れないじゃん!」
私は何も言い返せなかった。確かにまふゆを救えてない私は、ここにいる意味がないのかもしれない。
「大丈夫。メモディなら私が作るから、問題ない」
「そういう問題じゃないでしょ!そもそも、まふゆがここにいられてるのは、奏がいたからじゃない!奏に助けられたからここにいるんでしょ!?それなのに、何!?ニーゴを抜けろって、馬鹿じゃないの!?」
すると、フォルダにあるファイルが送られた。私は、それを開いた。だけど、そこには吐き気がするようなことが書かれていた。
“なんかこの曲、つまんなくね?
“確かにw聞いてて何感じないっていうかw
“これを作る人、センスないよねw
「な、何、これ?」
「私たちが作った曲に付けられたコメントだよ。こんなコメントが増えてきてる。絵とかMVは、前向きなコメントが多い。だけど、奏が作ったメロディは、誰にも評価されてないし、誰にも届いてないよ。」
「あ、あ、。」
私は声が出せなかった。
ー私の曲は、誰にも届いていなかった、?誰の心にも届いてないのに、私は音楽を作っちゃいけない。
「わかったよ」
「え、ちょっと!?奏!?」
「本当に辞めちゃうの!?」
「うん。だってわたしは、みんなの作品を無駄にしてる。私の作った曲がダメだったからこうなった。まふゆのことも救えなくて、だれの心にも届かないなら、私は音楽を作る資格はない。そして、生きている資格がない」
「え、奏?」
「じゃあね、みんな。頑張って」
「待って!かな、!」
プチ
そうして私はニーゴを抜けた。
ー私の音楽は誰にも届かなかった。私の想いは誰にも届かなかった、な。あぁ、消えたいな。
コメント
5件
ああっ…読み終わって胸がぎゅーってなったよ😭💔 奏ちゃんの「生きてる資格がない」があまりにも切なくて…自分が作ったものが誰にも届かないって感じること、創作者としてすごくわかる気がする。まふゆにあそこまで言われたら立ち直れないよな…でも瑞稀と絵名があそこまで必死に止めてくれてたの、めっちゃ刺さった。「奏がいたからここにいられるんだよ」って言葉、奏ちゃんに届いてほしかったな…続きがめっちゃ気になるよ、shizukuさんの切ない心理描写がエモすぎて泣ける🥺💕