こんにちは!みかんです!早速ですが新しい話を書いていこうと思います!
ではどうぞ!
私の名前は桜坂夏樹。今は中学の帰り道。友達の梅木彩ちゃん、通称アーヤと小塚しのぶちゃん通称しの(ちなみに私はなつと呼ばれている)と帰っている。
この3人はずっとクラスも一緒だから、結構仲が良い。学校の名物トリオだ。
2人と別れる。アーヤとしのは同じ方面だけど、私だけ違う。
「なつ、また明日ーー」2人がそう言って手を振る。いいなぁ。あの2人は同じ方面で。今日もそんなことを思いながら1人で帰っていた。まだこのときは私が待ち受ける悲惨な運命など知らずに・・・・。
気がつくと病院のベッドで寝ていた。私何してたっけ。何も思い出せない。母と父がずっとこっちを見ていた。私が目を開けた瞬間、母はナースコールを押した。慌てて病院の先生と看護師さんが駆けつけてくる。病院の先生と両親いわく、私は中学の帰り道で信号無視をした大型トラックにはねられたらしい。でも帰り道と言われてもピンとこない。「中学ってどこ?帰り道?」と聞くと、両親は「え?」という顔になり、病院の先生は私に質問をしてきた。
先生<お名前は?
私<桜坂夏樹です。
先生<何歳ですか?
私<10歳です。
先生はやっぱりという顔になり、両親に言った。
「彼女がはねられたとき、打ちどころが悪くて脳に損傷を受けていて、目覚めても記憶喪失の可能性が高いというところまでは話しましたが、彼女には11歳からの記憶がありません。」
両親は泣き崩れた。
私は「ママ、パパ泣かないで。」ということしかできなかった。
次の日、大きいお姉さんがやってきた。
髪の長いお姉さんは、「名前は小塚しのぶでみんなからは、しのって呼ばれてるんだ。しのって呼んでね。よろしく。」と、笑顔で言ってくれてきれいなお姉さんだなと思った。
髪の短いお姉さんは、「名前は上杉彩っていうんだ。ニックネームはアーヤだよ。アーヤって呼んで!よろしく!」と、とても明るいお姉さんで、こちらも好印象だった。
多分、中学?の私の友達だろう。ママかパパが呼んだんだな。と思っていた。向こうは、名前もニックネームも知っているようで2人は、「なつって呼んでいい?」と聞いてきた。私は、2人のことを信用していたのでOKした。
「どこまで覚えてる?」そうしのさんは聞いてきた。
私は、「病院の先生が言っていたけれど、11歳からの記憶がないんだって。」と言った。
2人は一瞬だけ悲しそうな顔をした。だけど笑顔で、「そっか!じゃぁ私達もう帰るね!お話できて楽しかったよ!バイバイ。」と言ってくれた。
私は、思い出せない自分が悔しくて、思わず「アーヤさん、しのさん。私、絶対全部思い出すから待っててくれますか?」と言っていた。2人はびっくりしたような顔をしてお互いの顔を見合わせた後、笑い出した。
「心配しないでよ。」としのさん。「言われなくても待つから。」とアーヤさん。
私は、何が何でも思い出してやると胸に誓った。
はい!少し長かったけれどどうですか?夏樹たちの顔も載せておきます。※これはプリクラ設定で。
夏樹
アーヤ(彩)
しの
Next→♡100
ばいばーーーーい👋
コメント
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実はこのアカウント私がパソコンログアウトする前のやつです!