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第2話
貴方との関係
白布「」
夢主『 』
賢二郎とはただの幼馴染
ただの幼馴染だったはずなのに
恋愛感情なんかなくて
ただ喋るような関係で
でもね
賢二郎がこっちを見てくれないと
不安になるようになっちゃった
みんなから人気もあって将来も有望
そんな人を世間が放っておく訳無いんだよ
それを自分でもわかってる癖に
それなのに
それを分かってるのに
貴方はなんで
“大丈夫”なんて言ったの
あなたは初めっから気付いてたんでしょ?
もう寿命が短い事なんて
それを隠して居なくなるなんて
本当に貴方は馬鹿だね
大好き
大好きだったの
貴方への気持ちに蓋をして
他の人で心を満たしてた 私の気持ちを考えてよ
居なくなるなんて知ってれば
初めから教えてくれていたら
私はあなたと結ばれてたかもしれない
貴方って人が居なくなることが
こんなに苦しいなんて思ってもなかった
高校時代
『賢二郎~?』
『 部活始まっちゃうよ~?』
「ん 蒼か 医学書借りに行ってたんだ」
『賢二郎が医者になるなら私は看護師にもなろうかな笑』
「馬鹿がなれる訳ないだろ」
『なッ!誰が馬鹿だ~!』
「お前以外居ないだろ」
『 確かに賢二郎には学力で敵わないけど』
『一応成績上位なんだからねッ! 』
「そんなこと知ってる」
「そんなことよりそろそろ部活始まるんじゃなかったのか」
『 忘れてた…ッ!もう時間ないじゃんッ! 』
『 ドリンクもまだ作れてない…ガチやばいかも……ッ』
「さっさと行くぞ」
『 ちょッ早いってばッ!』
『 今日の部活めっちゃハードだった…』
「マネージャーにハードもクソもねぇだろ」
『あ”~ッ!全世界のマネージャーさん敵に回したよッ!賢二郎』
「んな事知らねぇ」
『 あーもう喋る気失せた』
『 帰りにお菓子奢ってよね』
「なんで俺が奢らなきゃいけないんだよ」
『 もうなんでもいいでしょッ!』
「なんだよその理由」