TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

こすぷれ。

一覧ページ

「こすぷれ。」のメインビジュアル

こすぷれ。

3 - 第3話 挑戦

♥

301

2022年07月12日

シェアするシェアする
報告する

第三話 挑戦

(第二話の最後に「第三話 評価」とありましたが、あれは毛玉ちゃんのミスです。失礼しました。)


「やっぱりだ」


正雄は呟いた。


そこには里子の遺品がしまってある。


生前着ていた着物などもある。


正雄は一枚の着物を取り出した。


それは、「舞妓のまいちゃん!」の作中、まいちゃんがいつも着ている着物と酷似していた。


明るい黄色の布地に色鮮やかな花がたくさん咲いている。


少し沖縄の民族衣装のような印象を受ける。


ぼんやりとそれを眺めていると、一つの考えが正雄の頭に浮かんだ。


この着物の写真をネットに投稿するのはどうだろう


正雄は普段ほとんどインターネットを使わない。


だがこんな偶然は今までもこれからもないだろう。


「いろんなことに挑戦する」というのを正雄はいつも大切にしていた。


早速正雄は準備を始めた。


数十分後、写真も撮れてあとは投稿するだけだったが、正雄は悩んでいた。


和室の壁に着物を掛けて写真を撮ったのだが、どうも物寂しい感じがするのだ。


やはり着物は実際に着て写真を撮ったほうが良いのだろうか。


しかしネットに顔写真を投稿するのは抵抗があった。


着物を着て顔は映さずに、体だけを映してみよう。


正雄は着物を着てみた。小柄な正雄は、余裕で着ることができた。


正雄は、顔や手は映さずにうまい具合に写真を撮った。


撮れた写真をみると、女性のようにも見えた。


正雄はその写真を投稿することにした。


パソコンを操作するとき、少し手が震えていた。


正雄はキーをクリックした。


第四話 評価

loading

この作品はいかがでしたか?

301

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚