選択肢1:木の陰に隠れるを選択しました。(最終章)
私達は一旦木の陰に隠れてやり過ごすことにした。
息を殺して、”あいつ”が諦めて廃病院へ戻って行くのを待った。
5分、10分、どれだけ待っても”あいつ”は周辺を歩いている。
金属製のものを引きずる音が聞こえる。
少し木の陰から顔を出すと、”あいつ”の姿が見えた。
その姿は血まみれで、人の形を保っていなかった。
思わず悲鳴を上げそうになるが、必死に抑えた。
だが、”あいつ”は振り返ってこっちを見た。
私達に気がつくと全速力で走ってくる。
私達は動く間もなく、金属製のもので襲われた。
___こんなはずじゃなかった、、、と誰かが呟いた気がした。
バッドエンド
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