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「〇〇、おむつ2枚余分に入れたよね?あとタオル…あ、水筒どこ行った?」



朝、玄関でバタバタしてるのは颯斗の方だった。

当の子どもは、お気に入りのリュックを背負って、「いってきまーす!」と元気いっぱい。

なのに──





「待って待って待って、心の準備が…俺が…ない…」






って小声でこっちに近づいてくるパパ(28)。

心配性すぎて、まるで子どもを宇宙に送り出すかのような勢い。






「初めての保育園って、さ?…え、俺だけ?泣きそうなの」



「いや、私も泣きそうだけど?」



「うわもう…だめだ、絶対帰り道で泣くわ。てか、保育園の先生にちゃんと好かれるかな?うちの子」



「めちゃくちゃ人懐っこいから大丈夫だってば」



「でも俺に似てたら、人見知りするかもじゃん…それはそれで可愛いけどさ…あー…やば、もう愛おしすぎる」



って、玄関でちょっとしゃがんで子どもの手握って




「パパ、お迎えちゃんと行くからな。がんばったらさ、今夜チョコアイス食べよな」





ってにこって笑ったその顔が、もう、泣けるほどやさしかった。


そのあとこっそり、自転車のハンドル握りながら





「……俺、世界で一番、この子のこと好きかも」



って小声で言ってたの、聞こえてたよ。


高尾家のほのぼの日常

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