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happy birthday.💚
mmab
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mm.side
『お邪魔しまーす。』
「はい、どうぞ。」
「あ、阿部ちゃん、スリッパ。」
『あ、ありがとぉ』
ふわっと笑う阿部ちゃんを正面から抱きしめる
『わはっ、なーに?』
「…誕生日おめでとう。阿部ちゃん。」
『えっ、ありがと。笑』
『っていうか、朝もさっきも祝ってくれたじゃん笑』
「そうだけど、朝は電話でだったし、さっきはメンバー全員とだったじゃん。
俺は直接お祝いしたいの。」
「….ほんとそういうとこ、しっかりしてるなぁ」
ありがとねって俺の頭をわしゃわしゃ撫でる。
俺の髪を撫でる指が優しくて、
また好きが増えていく。
今日は11月27日。
そう、同じメンバーで、俺の恋人である阿部ちゃんの誕生日だ。
阿部ちゃんが言った通り、さっきメンバーで誕生日をお祝いしたばかり。
でも、俺個人からもお祝いしたかった。
だって俺の大好きな人の誕生日だよ?
世界一愛おしい恋人の誕生日だよ?
お祝いしないわけない。
どうせなら泊まっていって欲しい。という淡い期待を抱いて、今日俺ん家こない?って誘ったら笑顔で行きたい!って言ってくれた。
もう、嬉しすぎてずっと頬が緩んでる気がしてならない。
『全力でお祝いするので。』
「わはっ、なにそれ笑
よろしくお願いします。」
って、ふわふわ笑う阿部ちゃんが可愛すぎてやばかった。
何個か手料理を作って出したら、えぇ、すごっ!ってきらきら目を輝かせながら美味しいって言ってくれて嬉しかった。
頑張って練習した甲斐あったな。
『ねぇ、めめ。』
「ん?」
『その…ほんとに、今日はありがとう。
さいっこうの誕生日になりました。』
「どういたしまして、っていうかなんで敬語笑」
少し照れつつもちゃんと感謝の言葉を伝えてくれる。
あぁ、俺はこの人の、こういうところが好きなんだろうな。
「あっ、ちょっと待ってて」
きょとんとした顔をしている阿部ちゃんは置いといて、俺は部屋を出る。
「はい。」
『え?』
「どうぞ。」
『え、え??』
俺が持ってきた小包を渡すと少し困惑しつつも開けて良い?って聞いてきたからいいよって言う。
『え…ネックレス?』
「うん。」
『うえっ?』
「うん。」
『な、なんで…、しかも結構高いやつじゃ…』
すぐに人の心配するのね。
そういうとこ好きだけど、ちょっと心配だわ。
「阿部ちゃんに渡したかったの、どうしても。」
「それに、そこまで高くもないよ笑
ぶっちゃけ高くても全然気にしないし、阿部ちゃんの為なら何円でも出せる。」
『何円でもって…』
「あとは…いつでも俺はそばにいるよって言う意味もある。」
『え?』
「阿部ちゃんって、なんでも抱え込みがちなタイプでしょ?辛い時、ふとした時に俺を思い出して欲しい。いつでも、阿部ちゃんの側にいるよって意味で送らせてもらいました。」
『….ありがとう』
大事にするねってふわっと笑う。
俺は、この笑顔が大好きなんだ。
ぎゅっと阿部ちゃんを抱きしめる。
「ほんとにおめでとう。
俺に出会ってくれて、ありがとう。」
『ふふっ、こちらこそ、俺と出会ってくれてありがとう。見つけてくれてありがとう。』
「…俺、ちゃんと祝えてた?」
『…ふはっ、めめと一緒にいれた時間、全部最高の誕生日プレゼントだよ?』
首を傾げてふわっと笑う阿部ちゃんも。
ほんとずるい…でも。
俺は、阿部ちゃんが阿部ちゃんで、好きだなって思えた、それだけだよ。
これから先も、貴方の誕生日を、一番そばで祝えますように。
Fin.
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めっちゃ遅れてしまいましたが、abさんお誕生日おめでとうございます!!
途中まで考えてしまっていたので、abさんバースデーのお話でした。
次回からは”夕日が綺麗ですね”投稿していきます。あと、2話程で終わらせるつもりです!
よろしくお願いします。
天月