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09/10
kz side
…目覚まし時計の音で目が覚めた。
あれ、俺目覚まし時計なんて使ってたっけ、
あ、旅行だからか。
でも、荷物を用意してくれるのはfuだし、二度寝してもいいか…
そして俺は眠りについた。
syu side
syu「あれ、まって、集合時間って何時だっけ…」
俺は今、駅で集合時間を忘れて困っている。
syu「LI○Eを見返せばわかるか、」
えっと、7時ね。
現在時刻6時。
1時間も待つのか…
syu「椅子座ってよ…」
rm side
rm「ふぁ〜」
rm「うわっ!?やべっ!旅行の準備してない!?」
なんで昨日しなかったんだよ!
rm「ふぅ、やっと終わった…」
今何時…?
6時半か〜、セーフ!
rm「お母さ〜ん!送って欲しいよ!」
fu side
fu「よし!準備終わった〜!」
今何時…?
6時半か…まあ、駅近いし行けるか。
kz迎えに行かないと!
kz side
…きろ 起きろ!kz!
kz「ん…、起きてるってばぁ…」
fu「kz!早く行くよ!タクシー使おう!」
kz「あ!そうだ!旅行か〜!」
荷物はもうfuがまとめておいてくれたらしい。
ありがとう。
syu side
みんな来ないな…
「あ!syuじゃん!」
syu「あ!rm!」
rm「間に合った〜 というか、syu、いつからいたんだ…?」
syu「6時だね。早く来すぎちゃったかもしれない… 」
rm「さすが、社会人…」
syu「5分前行動が基本ですからね!
…fuとkz、来ないね。」
rm「そういえばfuから「kz迎えに行くわ」ってLI○E来てたから、
たぶん二人一緒に来る!」
syu「じゃあ、待ってるか〜」
rm「そうだな!」
fu side
fu「ふぅー、なんとか間に合った。」
なんと現在時刻6時50分
危ねぇ〜…
fu「kz、行くぞ…?」
kz「ねむい…」
fu「もう、しょうがないな…乗って? 」
動く気配が無いので、kzをおんぶすることにした。
kz「ありがと…」
モブ「え、まって!あのカップル最高じゃない…?」
モブ「え〜!めっちゃわかる〜!
彼氏さんもイケメンだし、彼女さんもめっちゃ美人…✨」
fu「カップルじゃない、って…///」
kz「ん、なんか言った…?」
fu「なんでもない…/」
kz「あ!syuとrm居るよ!」
モブ(腐男子)「おいおい、こんな公共の場でイチャイチャすんなよ…
目の養護になるわ…!」
モブ「ならいいだろ…」
rm side
kz「お〜い!2人とも〜!」
rm「あ!kz!fuも!」
syu「電車乗るよー!」
rm「2人とも来ないかと思った〜!」
fu「ごめんて!」
syu「ちょっ、2人とも静かに…」
kz「スゥ…スゥ…」
rm「思ったけどさ、kzってめっちゃ顔整ってるよな…」
syu「それはrmもじゃない?」
fu「いや、syuもだって!」
rm「そういったらお前もだろ!」
fu「まあ、結果オーライ☆」
rm「ダサいぞ…」
fu「ついた〜!」
syu「そしたらまずどこから行く?」
rm「動物園とか行ってみね?w」
kz「え〜、牛丼屋さん行きたい!」
fu「kzは相変わらず牛丼好きだな〜」
syu「朝から牛丼は重いって…」
結局動物園に行った⤵
fu「うわぁ〜ライオンとか久しぶりに見た〜」
rm「ゾウの餌ってこれなんだっけ…」
syu「フラミンゴってなんかハマる…」
kz「ペンギン可愛い〜!」
そのあとはきちんと牛丼屋に行きました。
kz「牛丼うまぁ〜!」
その日の夜…
kz「まさかベッドが2つしかないとは…」
fu「ちょっ、どうする…?」
syu「じゃあ、俺は敷布団で寝るね…?」
fu「俺も敷布団でいいから!」
rm「じゃあ、ありがたく使わせてもらいまーす」
kz「もらいまーす!」
全員「おやすみ〜」
fu side
もうみんなは寝たみたいだ。
俺は起き上がった。
手紙を書かなくてはいけない。
大切な思い出だ。
残しておかないと、すぐに忘れてしまう。
一つ一つ鮮明に思い出せる今、書かなければいけないんだ。
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kzへ
今日は楽しかったね!
明日はどこに行きたい?
そういえば、この地域、カレーが美味いらしいよ!
明日行けたら行こうな!
明日も元気でいてね!
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気がつけば、その日までもう1週間もない。
時の速さとkzの寿命への不安と恐怖が俺の手を震えさせる。
少し震えた文字になってしまった。
───kzがどうか、明日も元気でいられますように。
俺は、ただひとつの事を願った。
また、明日。