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でおくれたーー!!!!!! またまた神作を!!!!なんこふやせば気が済むんですか(?) ur彡女だったら惚れてたんならそれは恋愛対象内よ!!!!きずいて!!!!
ん"く っっ 、、 死 尊すぎ りゅ 、、、 ご~すと さま っ ! あなた さては 神ですわねっ !?
最高作品の予感しかしなさすぎてる 😘😘 うへへへ 楽しみに待ってますわうふ 😻😻
お前は恋愛対象外!!
yaur
ur 視点
放課後、1人教室に残り最近ハマっている少女漫画を読む。
俺もこんな恋愛がしたい、そんな事を少女漫画を読むたびに思う。
yan「ur!好き!!」
突然頭に浮かび出てくる生意気な後輩。
男だし、後輩だし、生意気だし、俺より少し背高いし…
あいつは…
俺の恋愛対象外なのに!!!
ur「ふふんふふふふん♪」
昨日見たばかりのアニメのOPのワンフレーズを口ずさみながら靴箱を開け、靴を取り出す。
yan「あ!おはよ!ur!!」
靴を履き直しながら廊下を歩くと後ろから後輩の元気な声が聞こえてくる。
ur「…はよ」
yan「今日も可愛いね、好きだよ」
ur「あそ」
yan「今日こそ付き合お?」
ur「むり。お前は恋愛対象外」
yan「うぅ、またそれ…」
このくそ生意気なガキと出会ったのはつい最近のことだった。
ur「…ぅ”ぅ”ッッ♡」
とある日の放課後、仲の良い友達が休みで特にする事のない俺は教室で、とある漫画を読んでいた。
ur「はぁぁぁッ、最高かよ」
教室には俺一人なので、デカい独り事を言いながら少女漫画を満喫していた。
??「な~にがっ?」
ur 「… ッ”!?」
いきなり後ろから声が聞こえてきたため、体がびくっと跳ね、先程まで一人だった教室に机の音が鳴り響く。
相手の方を恐る恐る振り返り顔を確認する。
ur 「…ごめん誰?」
??「え〜、知らない?」
頭をフル回転で俺の方へ向かってくる相手の事を思い出そうとする。
だが、頭の片隅にも入っていなかったようで何も思い浮かばない。
ur「…ごめん、思い出せないわ」
そう言うとそいつは無邪気な子供のように笑った
??「だろうね!初対面だもん!!」
顔には出さないが、ものすごくムカついた。
ur「誰お前」
俺がそう聞くと、そいつは嬉しそうな顔をして言った。
??「俺のことに気になる?」
ur「気になる」
俺より少し背の高いそいつは男の俺が見てもイケメンだと言わざるを得ない容姿だった。
きっと俺が女だったら惚れていた。
??「俺はyan!」
ur「へ~」
yan 「あ 、1年2組1番赤井yan!」
ur「そこまで聞いてない」
何故1年生が2年4組の俺の教室に居るのか、と聞こうと口を開きかけた時にyanは大きくて赤い、綺麗な瞳を輝かせながら俺を真っ直ぐ見ながら言った。
yan「urと話がしたくって!」
意味がわからない。
俺とこのyanは全く関わりがない。
そして俺はまだこいつに名前を教えてないことに気が付き、聞こうとしたらまたyanが俺より先に口を開いた。
yan「urの事はそこら辺の女子に聞きまくってきた」
なるほど。
だから今日廊下で女子が騒いでいたのか。
こんなイケメンな後輩が来たら女子も堪らないよな。
yan「urモテるんだ」
yanは眉毛をさげてムッとした表情で見てきた。
ur「なんで?」
yan「urのこと聞いた女子、皆urのこと好きそうな顔してた」
それなら早く告白してきて欲しいものだ。
ur「告られたことないけど」
yan「今までで?」
ur「…うん」
俺がそういうとyanはまた嬉しそうな顔をした
この感じは絶対煽られる、と思い身構える。
yan「じゃあ俺が1番だ!!」
yanが叫んだ。
yan「ur、好きです! 」
は…?
yan「俺と、付き合ってください!! 」
は?
ur「ごめん無理」
yan「えぇ~!?」
えぇ~!?はこっちのセリフだ。
何なんだこいつは。
ur「逆に何でいけると思った?」
yan「運命、感じてるから」
yanに真っ直ぐ見つめられ、つい目を逸らしたくなる。
yan 「やっぱ初めましてじゃだめ? 」
ur「それはそう」
yan「じゃあ明日から毎日話かけるから!」
ur「あそ」
そして今に至る
yan「ur!一緒に帰ろ~!! 」
ur「ん」
ゲームが好きだったりと意外と趣味が合うのであれから一緒にいる機会が増えた。
たまに俺から話しかけるとこもあるくらいには仲良くなれたと思う。
yan「ur可愛い」
ur「…」
yan「ur、大好き」
ur「俺は普通」
yan「ねぇur、付き合お?」
ur「恋愛対象外だから無理」
こんな会話を毎日する。
こいつはいつも俺の名前を呼びながら後ろをヒヨコのように着いてくる。
yan「もうurかっわいぃぃぃぃッッ!!♡ 」
ur「抱きつくな”!!!」
こいつは距離感がバグっている。
出会って2日目からずっとこんな感じだった。
yan「urと居ると30分が3秒に感じる…」
ur「俺は30時間に感じる」
体感時間短すぎだろ。
yan「urまた明日!」
ur「ん」
別れ道でyanと別れる。
家がそこそこ近いらしいが中学はギリ違う。
ur「また明日」
yan「!!」
yan「うん!!」
こいつの笑った顔は、ちょっとだけ可愛い。