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君との真っ暗な永遠の人生9
いつだって
裏社会の奴らも情緒屋も
辿り着いた道は真っ暗。
しぶとく生き残った俺の終着点も
きっと同じだろう__
無神経な世界。
無神経に俺を転がして病ませたオマエ”
「……(伍代の背中にもたれてる)」
「クスッ…ねぇ。重いよ」
「…お前がこっちに抱きついてきたら、いい」
「えぇ?今情緒調べてるから無理〜(笑)」
「…………」
俺より‥そっち優先なのか?
監禁しようか、、。
「監禁したら嫌っちゃうかもねぇ…」
「……………ズズッ…(下がる)」
「もー、そんな一気に力抜けないでよ。」
「…」
「病まないでよ?(笑)」
「…些細な事でこうなる俺嫌い?」
「さぁ(笑)」
「………」
ほんと無神経…
こんな奴と並ぶ腕前なんて言われて
昔は鬱陶しいくて
苛ついて…
いつのまにかコイツの事ばかり考えて
暇になったらコイツの情報ばかり探って
病んで
「…ジッ」
「ん?(笑)」
「……別に…(視線を下ろす)」
…こんなこと言ったって無駄か、
「…ねぇ。風谷スッ…(風谷の頬に触れる)」
「…?」
「俺…君のこと嫌いじゃないよ。」
「………スルッ…(伍代の手に触れる)」
「クスッ…少なからず、今まで出会った中で一番…嫌いじゃない…(笑)
「…俺も…(笑)”」
「だから、俺より先に死なないでね…(笑)」
「心中する?♡//」
「そんな2人になりたいの?(笑)、」
「…違うのか?」
「‥ニコッ…スッ…(風谷へ引き寄せられるように寄りかける)
…転がされてるのかもな
俺が見てない間に他の獣(人)にも同じ事を言ってるのかもしれない…
信頼なんてできない
全部監視できたって
アイツの心を知れるわけでもない。
でも…
仕方ないか…♡”//
__日後
「…ボー…」
…最近多忙すぎて
流石に動労死しそ、
「か、風谷さん、!」
どこか焦って駆け寄ってきたのは…
……あぁ、最近情緒を探らせて目として置くために金で雇ってるヤツか…
「…なんだ。情緒でも探ってきたか」
(…そういえばアイツの位置情報とか…昨日から見てないな、、見ないと__)
「あの伍代千隼がマファアによって奇襲で虐”殺”されたみたいです、!」
「…」
「情緒屋の中でも風谷さんと並ぶ屈指の精度でしたから…これから裏社会の方向も多少は変わるでしょうね、」
「…スルッ…(金で雇ってるヤツの方へ振り向く)
「ッ”…!?」
(「しまった、!「そんな男と俺を並べるな」とか怒ってくるか、?」)
「…スッ…トコトコ…(通り過ぎる)」
「ちょ…どこ行くんすかぁ!?」
…何も感じない
涙なんてでてこない
_________(街の雑音
何も感じない”。
(町外の海)
「………スッ…(海へ足をつける)」
何も埋まらない”。
満たされない、
「ッ”…オ”ェッ…!ジャポン…(足に海が浸かりながらうずくまる)」
「ゴホッ”ツ”!ォェ”…ハッ…ハァ”ー…(震えた息)」
…あぁ…やっとわかった
ずっと知ってた
「…はは”ッ…wぁ”ー、」
一番無神経な醜態(気持ち悪さ)は…
ずっと俺だった。
「…なぁ伍代…俺を罵れよ…それで首絞めて殺せよ…ブツブツ…(どんどん海の深い方へ進む)」
…そしたらアイツを嫌えr‥
「…いや…それでも、俺はアイツを__」
…なぁ、伍代千隼
俺は…最期まで”オマエだけを想った
オマエだけを…、
呪って…蔑んで執着して愛した
オマエは違うのかもね。
オマエの求めてた愛でもないんだろうな
普通の愛し方でもない
歪で…ハリボテで、
…でもやっぱ‥やっぱりな、
「『アンタじゃないと…
俺はムリだったよ…♡//』、」
「く、久我の兄貴!大変ですッ、!」
「あ”?なんだよ…佐古」
「ッ”…伍代さんが亡くなった次の日に、!風谷さんが…自殺して、!」
「………は?、」
?¿¿??メリーバッド?¿?¿END
コメント
12件
風谷は五代が死んだことを悲しんでるとかじゃなくて自分以外の手で死んだことに気持ち悪さを思ってるのが歪みすぎて怖い…、なんか傍から見ればバットエンドだし最後まで風谷に寄り添えなかった伍代にとってはデットエンドだし…風谷は鬱エンドに近いメリーエンドだし…、読み返す度に解釈が変わるの凄すぎる…。
バッドエンドなんだろうけどこれはこれで私の中で解釈が一致しすぎてるからまぁハッピーエンドだね!(?) 最後久我が出てくるのなんかいい、、なんか五代さん死ぬ時「あの人、大丈夫かなぁ''(笑)」とか言ってくれてたら尊すぎて泣くッ''!!
ピギャァァァッ!!!!!!!まさかの展開という名のバッドエンドッ😭いつもの風谷なら五代と俺を並べるなくらい言うのにもう五代に恋して、依存してるからこそ五代が死んだあと後を追うように死ぬなんてなんて、悲しいんだ…😭でも、この作品好きすぎる🫶