桃猫【完結】

ーーー？？と会って3日後ーーー

赤「青ちゃん、あの子どうなったの？」

青「ご飯食べないんだよね……水は少し飲んでるみたいなんだけど」

赤「え！？やばくない？」

青「まぁ……」

赤「心配じゃないの？」

青「心配だけどさ……あいつすぐ威嚇してくるんだもん。心配も何もさせてくれないんだよ？」

赤「そうなんだ……酷いことでもされたのかな」

青「もう警察に出そうかな」

赤「可哀想……」

青「だって知らない子だし」

赤「もう少し頑張ってみなよ！俺も協力するからさ！」

青「…………うん」

ーーー青の家ーーー

青「ただいま……」

？？「………………」

青「また食べなかったの？死んじゃうよ？」

？？「ｼｬｰ！」

青「もう、どうしたらいいの？」      

青)てか首輪ついてんじゃん……人の姿に首輪ってやばくない……？いや、猫だから……あぁもう！なんでもいいや！！

？？「ｹﾎｯｹﾎｯ」

青「……咳？……え？風邪かな……そりゃご飯食べなきゃ体力落ちるよ……」

？？「ｹﾎｯｹﾎｯ……ｶﾊｯ」(少し血を吐く)

青「え！？ちょ！大丈夫！？」(近づく)

？？「ｼｬｰ！ｼｬｰ！」

青「もう威嚇するのやめてよ！口の中見せて」(身動きさせなくして口の中を見る)

？？「！！ｼｬｰ！！ｼｬｰ！！」(暴れる)

青「痛っ！！暴れないでよ！｣(引っかかれる)

？？「ﾋﾞｸｯ……」

青「もう……喉が腫れてる……これって病院どっちだろ……」

青)調べるか

青「えっと……咽頭炎…？食事困難な場合がある……だから食べれなかったの？」

？？「ﾌｰｯ！ﾌｰｯ！」

青「でも喉は人間だよね。喉の炎症抑えるやつ少しだけ入れてみようかな」(離す)

？？「…………ﾌｰｯ！」(離れて隅に行く)

青「ご飯も液体状にしてその中に薬溶かしてみるか……」

青「ほら、これ食べて。喉の痛みも多分治まると思うから」

？？「……ﾌｲｯ」

青「僕、実況しなきゃだから作業部屋行くね、ちゃんと食べてよね」

？？「………………」

青)食べてくれるといいけど……

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青「ん〜〜！！！終わったぁ！ご飯食べたかな」

？？「………………ﾌｰｯ」

青「あ、少し食べてる。良かったﾆｺｯ」

？？「…………」

青「僕もご飯たーべよっと！」

(ご飯を食べてる)

？？「…………ｼﾞｰ」

青)すごい見られてるんだけど……僕何かした？

青「ﾁﾗｯ……」

？？「ﾌｲｯ」

青)なんだ？さっきから……

青「ご馳走様でした。水換えないと」

(お水を変える)

青「風呂入って寝よ！」        

青)あの子人の言葉分かるのかなぁ……今の所、行動が猫しかないし……どうなんだろ｡