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推しは幼馴染

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推しは幼馴染

第1話 - 『お前ってアイツだったの！？』

200

2025年08月01日

#irxs

#青桃

#BL

#nmmn

ゲストさん@青桃垢

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推しとオタク × 学パロ、意外と見たことないんじゃないかな 🤔💭

まっっっったく関係ない状態から絡ませるの苦手だから幼馴染っていうのも入れてみました 😖💓

推しとオタク × 学パロ × 幼馴染。

盛り沢山な設定ですけど読み応えのあるように頑張るので良ければ見ていってください､､､､！！ 👀💭

それでは、1話『お前ってアイツだったの！？』どうぞ ‼️ 😽🎵

人気の少ないところに呼び出される。

…俺の幼馴染威風、…まろは無口なのに愛されているなんとも言えないやつだ。

大人気でモテモテだから、近寄るライバルらしき人物に対してはみんながみんな敵対意識を持ち、バチバチとした空気感が教室に流れることなんてたっくさん合ってきた。

高1になって、同じクラスになって最初の方は普通に話してた、幼馴染だったから特にどうってことがないと思ってた。

結局は男同士の友情だ、俺がまろにどんな気持ちを抱こうとも、はたから見れば幼馴染のやつらが他愛もない会話を交わしているようにしか見えないはず。

…けれど違った、とある男がまろに好意を抱き始めてからまろを好きとする女子共の俺を見る目が変わった。

例え、男同士であろうともそのまろへ好意を抱いた男のヤツのせいで近づくことも許されない。

少しでも話そうとすると肌を突き刺すような痛い視線を感じる。

…それをわかっているくせにまろは、呼び出した。

桃「…なに、俺になんの用？」

少し強めに言ってしまう。

これも全部八つ当たりなのは俺自身が一番よくわかっている、だって俺の行動だから。

…まろのことは大好きだよ、もちろん幼馴染として。

小さい頃からずっと一緒に居てくれて、同じクラスになることも多かったから話す機会も多かった。

親同士も仲良くて学校外で一緒になる機会なんぞ山程あった。

青「あんさ…、ないこって『いふまろ』って知ってる…？」

桃「…は？」

俺がまろと話すことをわかっていて呼び出しといて、今更「いふまろ」の存在を…？？

いふまろって目の前にいるまろのことではないのか？

なぜだかわからないが、いふからまろってつけていふまろがしっくり来て、いつしかいふが消えていったっていう。あの名前。

…それにあの『いふまろ』のことはまろは絶対に知らないはずだ、あの界隈に踏み入れるとはとても信じがたい話だし。

青「んーと、俺じゃなくて配信者のいふまろ！！」

桃「あー、えー………」

まさかの配信者の方だった。

まろは配信者系の界隈とか絶対に踏み入れるタイプじゃない、もっと…こう…、スポーツ万能！勉強万能！ネットはイ◯スタとかTi◯Tok以外は基本的に使いません！！

とかそういうタイプなはずだ、偏見とかじゃない実際そう。

…簡単に言えば陽キャ。なんだよまろは。

でもあの配信者の『いふまろ』は所謂、ASMR的なシチュボ的な事をやってファンを増やす一種の配信者だ。

よく言うオタク。が好みそうなジャンルであって、ド偏見とまでは行かないが、まろが好みそうなタイプでは決してない。…と個人的には思っている。

青「…知らんかった？」

青「この『乾』ってないこのことかと思ったんやけど…」

なぜ垢バレしている…？？？？？？

俺の名前は「内藤ないこ」乾だなんて思いもしないはずだ、バレるはずもない。

第一、このアカウントは配信時のコメントのみ。

旧ツ◯ッターも同名でやってはいるが、そもそも鍵垢でいふくんと2人きりのアカウントにしているはず。

数少ないヒントでなぜ俺だと導き出せる？？

桃「…し、知らない…」

大汗を身体中に浸せながら、嘘を付く。

…嫌だ、さすがのまろといえどああいう人を推している…第一オタクだってバレること自体が嫌だ。

ずっと昔、本当に俺達は生まれたときからずっと一緒だった。

だからこそ、その昔の「ないこ」の印象を崩してしまうのが嫌だった。

純粋でピュアで自分でも言うのはなんなんだが、可愛らしい俺。

青「そっかぁ…、文的にもお前らしいと思ったんやけどなぁ。」

桃「…つか、俺がその『いふまろ』が好きだってなんでなったん？」

青「文的に、ツ◯ッターの鍵垢の内容的にm……あ。」

桃「は？」

今なんつった？？？

「鍵垢の内容的にも」……つったよな、きっとあの「m」は「も」だよな。

なんで鍵垢の内容がまろは知っているの…？

…そうなったとき、導き出される答えは1つだけ。

桃「お前、いふくん…？？？」

青「……やべ。」

やっちまったっていう表情になる。

これは確定だな、うん、最悪。

…第一、推しから確定認知もらってるのに推しが幼馴染と最悪の極みだし、恥ずかしくて今すぐにﾀﾋにたくなる。

しかも相互、SNS大体相互。

桃「………はぁぁぁぁぁ…っ、」

青「確信なかったわけやし…ごめんな…？」

桃「別に大丈夫…、だし。」

青「……んはは、お前、俺のこと推してたんやな。」

そう1笑いして俺の頭を軽く撫でる。

青「配信上で話せるな」

ニカッと笑った彼の笑顔は後ろの太陽でさえ暗く感じるほど眩しかった。

続く…