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これは、5才の頃の話。







『ねえねえ!何してるのー?』


lrn「遊んでる。」



『私も一緒にあそんでいい?』


lrn「…お話聞いてくれる?」


『いいよ!!お話しながらあそぼ!』


lrn「…!うん、!」








『お名前は?』


lrn「ローレン…」


『かっこいー!ローレンくんって呼んでいい?』


lrn「いいよ。お名前は?」


『めい!!!』


lrn「めい、?」


『うん!!!めい!!かんじかけるんだよ〜!』


『芽に〜、、衣!』


『これでめいっていうの!!』


lrn「かんじ、、、わからないんだ、、、」


『わたしもこれしかわからない!!!』


lrn「そーなの?じゃあいっぱいべんきょうして頭よくなろうね!」


『、、、!うん!!!』
















lrn「ごめんね…めい…」



『やだあああ、う゛ぅ泣ローレン行っちゃヤダぁ泣』



lrn「めい、ちゅーがくせいになったら会おう!」



『…!ちゅーがくせい、!』


lrn「うん!!!それでいっぱい遊ぼーね、!」





『うんっ!!!!』













中学生になってもローレンには会えなかったか…




今日が卒業式。もう高校生だよローレン。



会うって約束したじゃん。












Prrrrrrrrr…



『え、?』






ハアッハァハアッ、、、









『お母さん!??!?!!』




「芽衣さんですか。お母様は13:34にお亡くなりになられました。」




最悪の卒業式だった。



そこから医者が何を言ったかも覚えていない。


ただ覚えているのが、医者が最初に知らせた言葉と、扉を開けて目に入ったお母さんの姿だけだ。










孤独に生きてきた。


性格も、お母さんが死んでから変わってしまった。



お母さんには辛い思いを沢山させていたと思う。


だから、お母さんが生きていた頃には元気で面白いキャラでいた。


お母さんに辛い思いをさせない為に。

なのに。


なのにお母さんが死んだら私、もう生きる意味ないじゃん。












ローレン、今何してる?


5歳の頃、話聞いたでしょ。


今度は私の話を聞いてよ。

お話、聞いてくれる?

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