テラーノベル
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ぷりっつ 「でも……っ! でも俺、見ないと……っ!!」
あっきぃの手で視界を真っ暗に閉ざされたまま、ぷりっつは焦りから必死に空中へ手を伸ばす。
スマホを探して、悪意を確かめようと泳ぐ手。
どこかに触れようとしては虚しく空を切るその手を――力強く、けれど壊れ物を扱うように優しく、まぜ太がぎゅっと包み込んだ。
まぜ太 「ほんとに、見なくていいから。……お願いだから、もう見ないでくれ」
大きな温かい手が自分の手首と指を包み込み、引き寄せてくれる。
ぷりっつ 「え……っ? ぁ……ま、ぜた……?」
あっきぃの手に目元を包まれ、まぜ太に手を強く握られたまま、ぷりっつは激しく困惑した。
(見なくて……いい……?)
今まで、来る日も来る日もその悪意を直視し続けてきた。
通知が鳴れば吐き気がしても確認し、自分を責め、傷つけ、それが自分に課せられた「罰」なのだと疑わなかった。
ずっとそれがぷりっつの日常で、生きるための呪縛だった。
だからこそ、突然「見なくていい」とそれを取り上げられてしまうと、どうしていいのか分からなくなってしまう。
見ないと不安でたまらない。罰を受け続けないと、自分が保てない。
ぷりっつ 「あ……でも……見やな……っ! 見やなあかんねん……っ! お願い、見せて……っ! 俺……見やな……っ!」
まるで依存症のように、スマホを求めて暴れようとするぷりっつ。
視界が遮られているからこそ、その声は悲痛に響く。
あっきぃ 「ぷりちゃん、ダメ」
あっきぃは絶対に視界を覆う手を緩めなかった。
あっきぃ 「見たら心が痛いんでしょ? 泣きたくなるんでしょ? だったら見なくていいの。俺たちが絶対に見させない」
ちぐさ 「そうだよ、ぷりちゃん……っ! 見なくていいんだよ……っ」
あっと 「俺たちが全部叩き潰してやるから。お前はもう何もしなくていい、何も見るな」
けちゃ 「僕たちがぷりちゃんを守るから……ね? 怖がらないで……」
周りから注がれる、あたたかすぎる言葉。
見なくてもいいという「赦し」を与えられても、長年の恐怖に支配されたぷりっつの心は、戸惑いと不安で泣き叫ぶことしかできなかった。
コメント
1件
ぷりっつが「見なきゃ」って必死にもがく姿、胸が痛すぎた……😭 でもまぜ太が手を握って「見なくていい」って言った瞬間、涙腺崩壊したよ…! ずっと自分を罰し続けてきたぷりっつに、仲間たちが「守るから」って包み込むのが尊すぎてエモすぎる…! この温かさ、ちゃんと届いてほしいな…🌸
かいり@りぃととペア画中
なな💚🍅💜🐰
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