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この作品は


・BL(ボーイズラブ)


・空白


・五条 悟 × 伏黒 恵

(※伏黒 恵 視点)


・Dom/Subユニバース が含まれます 。


お手数お掛けしますが 、


地雷等が 上記に当てはまる方は


回れ右 をお願いします 。


何でも許せる方向けです 。


───────────────────── ─






身動きが取れないまま  自分よりも 一回り

大きい影が 全身を包む 。

途端、その影から 言葉は 落ちた 。



五「 恵ってさ もしかしてSub? 」



俄然、空いた口が塞がらない 。

否、 口が開いているのか  はたまた

呼吸が出来ているのかさえも 分からない 。

脈拍が分かる程に

鼓動が全身に響き渡っていた 。



「 な … 急 に 何 を 言 い 出 し て … 」



しどろもどろに並べた言葉で返しては

汗ばんだ首筋から 一滴の汗が鎖骨に滴って

ようやく 呼吸をしていることが再認識出来た 。



五「 体調 、悪そうだったから

もしかしてって  」



隙あらば揶揄うはずの 心配そうな顔つきは

柔らかい声色で 様子を伺った 。


先生の 発する言葉 、

一つ一つが 身体中に揺らめく 。

普段とは 何変わりない口調 なのに

置かれている状況も 相まって  今は恐怖すら  覚える 。

そんな事を考えながら 俺は より一層

口元を力ませ 固く閉ざした 。



五「 ―――― やっぱ嘘。 」



次に 口を開いたのは 暫く経ってから だった 。

存外 、腑抜けた返答に 俺は 目を丸くして

先生の顔を 見上げた 。


五「 何年 一緒に居ると思ってんの、」



そのまま続けて 口を開く 。

途端、何の表情にも取れた 先生の顔が

真剣な 眼差しで 此方を見据えていた事に

気がついた 。

″ 何されるか 分かったもんじゃない 。 ″

そんな 心構えで 覚悟していた 俺には

この “ 正直すぎる返答 ” に

暫く 適する 言葉が出てこなかった 。


窓の外からだろうか 。

草木同士の触れ合う音 や 虫の声が

時間の経過を 示し出す 。


今や、 全身を 走り回った衝撃は

身体を起こせる程までに 薄くなっていた 。

そんな俺の頭の中では 同じ思考が

ずっと渦巻いていた 。

“ 先生 になら ―― ”



五「 __ 恵 , 」



ぐるぐると回っていた 思考が遮断された と

思えば 、   先生が 黙り込んだ空間を

切り裂いたそうで



五「 身体は もう大丈夫 ? 」



“ 誰のせいで  ” と ヤケになりたかった

が 、   足掻いた所で この状況が

変わる見込みもない 。

俺の心は もう 部屋に戻りたいの一心で

こんな状況から いち早く 逃げたかった 。



「 別に どうって事ないです。

部屋に抑えるのがあるんで…俺はこれで 」



…… 今日の俺は 何だか 可笑しい 。

抑制剤を切らしたせいか 頭が ぼーっとする

… 早く部屋に戻って 寝よう 。

こんな事忘れて…明日は休みを取って ――


そんな事を 脳裏に浮かばせながら

力が入るか分からない身体を

覚束無い手で 立ち上がった 。


 





大変長らくお待たせしました〜…… !

スクロールお疲れ様です!

拝読頂き有り難う御座います!!

1話では沢山の反響  有難う御座いました!

もー わんさか通知来て

1人で高喜びしてました  たすタケです 。

コメントやフォローも 嬉しかったです!

作成意欲が湧かない時、

コメント見て  モチベ上げて…

もう本当に助けられました、!!!!


そんな最高潮・たすタケ、から、

この話の方向性で一つ ご相談がありまして!

今回、こんな歯切れの悪いオチに

なってしまったのは経緯があるんです、!!


『 恵君が実はSubだって事が五条先生に

バレての その後の展開 』についてでして!

次回は、恵君が自分の部屋へと戻る時に

五条先生が止める所から始まるんですけど…



・恵君 手に入れるなら手段選ばない

五条先生か、


・出来れば恵君 傷つけたくない紳士の

五条先生か…



要は、五条先生の 攻め方 ですかね。

ドSか甘々?か〜…みたいな?

まぁどちらにせよ恵君には適応させるんですけど!!(ガコン!)


読者の皆様と この作品を作っていけたらな、

と思っているので、

御気軽に好みの方に コメントして貰えれば

嬉しいです、!

ではまた 次の話で (;o;)/~~










「なんで こんな大事な事決めてないんだ」

ですって……?

それは たすタケ、も思いました。



そんな たすタケ、でも愛してくれぃ、、。(?)


StayがデキないDomの反面教師

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